最後に髪を切ったのはいつだったか。ちょっと思い出せないくらいなので、当然頭もむさ苦しくなるわけです。とはいえ、今の状況では美容院や床屋さんには少し行きづらい。
もうしばらくこのボサボサ頭と付き合うのが決定したとすれば、目線を変えて帽子を新調してみるのは悪くないかも。要するに、額から上の景色を少しばかり変えたい気分。ということで、今回はキャップ・ハット問わずに幅広く5品をご紹介します!
ダントン愛用者増えてます
元々フレンチワークとしては老舗の〈ダントン〉。上品なのに親しみやすいテイストが再評価され、最近では老若男女問わず着用者がグッと増えた印象です。
同ブランド定番の6パネルキャップは、ナチュラルな印象のアースカラーの色展開がいい感じ。フロントパネルの芯地を省き、被り心地を柔らかくしているのもポイントです。
モチーフもセンス良しの別注品
現行のキャップメーカーにはないレトロな味わいで愛される〈クーパーズタウン〉。そんな同ブランドに「HUNKY DORY」が別注をかけたのがこちら。春らしいライトブルーのデニム生地に、おそらくラル○ローレンをモチーフにしたであろうUSAロゴの刺繍をオン。
アメカジの流れに沿ったアイテムではありますが、どこか可愛げがあるので服のテイスト問わずに気軽に取り入れやすいはず。
大人仕様の春夏キャップです
ドライな被り心地を求めるなら、サラッとした肌触りのポリエステル生地のキャップもおすすめです。この手の素材だとスポーティーなテイストのキャップが多い中、こちらは〈ポストオーバーオールズ〉のアイコンでもあるドーナツロゴをシンプルな刺繍で表現したのみ。
シックなネイビーとチャコールのカラバリも大人の雰囲気で使いやすそう。気兼ねなく洗濯できるというメリットも大きいですよね。
新鋭ブランドの“推し柄”を味わう
後半はハット編。やや地味なチェック柄(失礼!)ですが、今トレンドのベージュカラーをメインにしたコーディネートには特にハマりそう、などと妄想しだすとジワジワと物欲が湧いてくる一品です。
ブランドオフィシャルのルックでもこのチェック柄を多用しているところを見る限り、どうやら今期の“推し柄”のよう。リネンを混ぜた生地は涼感もあるので、これからの時期も出番が多そうです。
Tシャツの色と合わせて被りたい
先日、「WISM」とのコラボを発表したばかりの〈アカシアレコード〉。実は、架空のレコードショップをコンセプトにしたブランドなのですが、スーベニア的なTシャツやキャップのセンスがなかなかいいんです。今回のバケットハットもいい意味で素っ気ないデザイン。気軽に買えるプライスも嬉しいポイントです。
何も考えずに合わせても全く問題はないのですが、ハットとトップスのカラーを揃えてコーディネートすると、より今っぽくキマリますよ。
あとがき
定番ブランドだけでなく、知る人ぞ知るブランドも含めて幅広く5品を紹介しました。髪が切れないのはストレスですが、いっそ新しい帽子を手に入れる口実にしてしまうのはいかがでしょうか。
FACY