仕事相手の中には、「この人はきちんと話を聞いてくれる」と信頼できるまでは、重要な話をしない人もいます。実際に、しっかり対話して信頼関係ができてから大きな仕事を依頼してくれるようになった、クライアントを紹介してくれた、というようなこともあったそうです。

初めから否定してしまうと「話を聞いてくれない」と相手が心を閉ざしてしまい、せっかくのチャンスを逃してしまいかねません。普段から相手に不快な思いをさせていないか、話し方と聞き方には十分に気を付けていきたいものですね。

おわりに

「稼げる人」は常に目標が明確で、決断や行動のスピードが速いという共通点がありました。また、どこにチャンスがあるかがわからないので、いつも周囲の人や環境に気を配っています。

もし身近に「稼げる人」がいたら、どういう行動をしているか、なぜその行動をとるのか観察して、少しずつ真似してみましょう。初めはただ真似していたことが、自分自身の習慣に変わったときには、あなたにも大きな変化が訪れているかもしれません。

【参考】「平成30年分民間給与実態統計調査結果について」(国税庁)

吉田 貴絵