日々温かさが増し、今年も花粉症のお悩み真っ最中という方も多いと思います。しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で、マスクが手に入りづらくなっています。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような症状はなくとも、花粉症だって憂鬱な症状です。では、今回のようにマスクがない中でどのようにしたらこの難局を乗り切れるのでしょうか。
室内に潜む「隠れダスト」
ソフトバンクロボティクス株式会社が全国の20~50代のオフィスで働く男女516人におこなった「オフィスの“隠れダスト”に関する意識調査」によると、オフィスで花粉が多く存在するのは「空気中」と約50%の人が回答。対して、「床」と回答したのはわずか1.6%でした。その答えから花粉は室内に飛散しているイメージが強いことがわかります。そういった人たちは花粉対策として「マスクの着用」や「空気清浄機の運転」を重視し、床掃除といった「隠れダスト」への対策を怠っている場合もあるようです。
また、同社の調査では、人の手による掃除では目に見えるごみに集中してしまい「掃除ムラ」が発生しやすいことを指摘。人による掃除では掃除前に比べ約60%しか清掃しきれていないことがわかっています。
つまり、残りの約40%のゴミや埃の中に含まれる花粉をしっかりと清掃し部屋から追い出すことで、マスクとは別の方向から花粉対策をおこなうことができるのではないでしょうか。