「同じクラスのH君は、とっても元気な男の子。それは我が子から園の様子を聞いても、元気な様子を伺い知ることができました。そんなある日、たまたま幼稚園の送迎で時間が一緒になったH君のママと、園の駐車場で立ち話をしたんです。そこでH君ママは『Hがちょっと乱暴者で困るのよね』という話をしたんです。

私はアドバイスのつもりで『絵本の読み聞かせをもっとしてあげたら?情緒豊かな子になるって言うわよ』と言いました。そうしたら、あきらかにH君ママの様子が変わり…その日はそのまま別れましたが…。後日、すれ違っても会釈をされるだけで、以前のように話しかけてくるようなことは無くなりました。別のママ友経由で聞いた話では『子育てを否定された』という風に捉えてしまったようです。」

まとめ

今回ご紹介したようなSNSトラブルは、ママ友に限った話ではありません。また、上記でご紹介した「アドバイスのつもりが、相手を傷付けてしまった」という問題も、最初から悪意があって起こった話ではありません。

それでも起こってしまった問題の多くは、相手の立場に立って考えていないという点が、大きな問題なのではないでしょうか。例えネット上でも、リアルであったとしても、相手は自分と同じ人間であることを念頭におき、常に相手に配慮した言動に気を配りたいものです。もしその上でもトラブルに発展してしまった場合には、元々気が合わなかっただけなのかもしれません。

そこはママ友だけではなく、会社でも、学生間の人付き合いでも、同じことです。「ママ友は敵!」なんて肩ひじを張らず、相手を思いやる気持ちは常に持って接していきたいものですね。

LIMO編集部