1. 【京都府の難読駅名】「帷子ノ辻」「椥辻」「太秦」の読み方と、漢字の意味・駅近くの地価

「帷子」「椥」「秦」。

どれも、ふだんの暮らしではめったに書かない漢字です。

京都市には、こうした漢字がそのまま駅名に使われている駅があります。

今回は、嵐電、地下鉄東西線、JR嵯峨野線から1駅ずつ取り上げ、その漢字が何を指しているのかを探りました。

駅の近くの土地が1平方メートルいくらなのかもあわせて紹介します。

2. 【京都府の難読駅名】京都市右京区「帷子ノ辻駅」の読み方と由来

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LIMO編集部作成

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最初に紹介する駅は、京都市右京区にある京福電気鉄道(嵐電)の「帷子ノ辻駅」です。

嵐山本線では太秦広隆寺駅と有栖川駅のあいだにあります。

2.1 読み方は「かたびらのつじ」

「かたびらのつじ」と読みます。

京福電鉄の沿線紹介によると、嵯峨天皇の皇后・檀林皇后の棺にかけた帷子が葬送の途中に風で舞い、その辻が名前の由来になったと伝えられています。

ただし、これはあくまで伝承として紹介されているものです。

2.2 【「帷子ノ辻」の駅の特徴】嵐電の2つの路線が分かれる駅

帷子ノ辻駅は、嵐山本線から北野線が分かれる駅です。

京福電鉄の会社概況によると、嵐山本線は四条大宮〜嵐山の7.2km、北野線は帷子ノ辻〜北野白梅町の3.8km。

北野線が全線開通したのは1926年(大正15年)3月10日でした。

1973年(昭和48年)には駅ビルが完成し、今は「ランデンプラザ帷子」として営業しています。

京都市の住まい情報のページによると、駅は2022年に映画のセットのような昭和レトロ調に改装されました。

デザインを手がけたのは、美術デザイナーの原田哲男さんです。

2.3 【「帷子ノ辻」の地価公示価格】駅と同じ町名の商業地は1平方メートル28万8000円

2026年の地価公示で、太秦帷子ケ辻町の商業地は1平方メートルあたり28万8000円で、前年から3.2%上がりました。

近くの太秦森ケ東町の住宅地は22万4000円で、プラス4.2%です。

100平方メートルの住宅地に置きかえると、2240万円になります。

3. 【京都府の難読駅名】京都市山科区「椥辻駅」の読み方と由来

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LIMO編集部作成

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次に紹介する駅は、京都市山科区にある京都市営地下鉄東西線の「椥辻駅」です。

小野駅と東野駅のあいだにある地下駅で、1997年(平成9年)10月12日に開業しました。

3.1 読み方は「なぎつじ」

「なぎつじ」と読みます。

3.2 【「椥」とは何?】区役所に立つ「区民誇りの木」のナギ

木へんに「知」と書く「椥」は、ナギという木を表す字です。

山科区役所によると、椥辻の地名は、この地に大きなナギの木があったことに由来します。

ナギは、まき科の常緑の高い木。

今も椥辻池尻町の山科総合庁舎にナギの木があり、区民が選んだ「区民誇りの木」の1本になっています。

地名のもとになった木が、区役所の庁舎で受け継がれているわけです。

3.3 【「椥辻」の地価公示価格】駅と同じ町内の住宅地は1平方メートル19万円

2026年の地価公示で、駅と同じ椥辻草海道町の住宅地は1平方メートルあたり19万円でした。

前年の18万円から5.6%の上昇で、3駅の近くの地点のなかで最も大きな上がり幅です。

100平方メートルなら1900万円の計算になります。

山科区の住宅地の平均変動率もプラス3.1%でした。