1.2 例)月給の12か月分と年間賞与を足して、1年間の目安をつかむ
月給と年間賞与を足すと、1年間の収入の目安がつかめます。たとえば35〜39歳の看護師の数字で、月給の12か月分に年間賞与を足すと、518万8600円になります。
ただし、表の月給は6月分の1か月の金額なので、12倍した金額はあくまで目安です。残業の多い月や少ない月があれば、1年間の収入はこの目安より多くも少なくもなるでしょう。いま働いている人は、給与明細の1年分の合計と並べてみると、目安とのずれもつかみやすくなります。
1.3 年齢別の月給を読むときの見方
表の数字は、その年齢階級で一般労働者として働く人の平均です。一般労働者には、短時間労働者は入っていません。勤め先の規模は、常用労働者が10人以上の企業をまとめた数字です。
年齢によって月給が違う理由は、この表だけでは決められません。働き方や勤め先は人によってさまざまなので、わが家の場合を考えるときの目安のひとつとして受け止めたいところです。同じ年齢でも、勤め先や働く時間によって月給は変わることを覚えておきましょう。
2. 【保健師・助産師・准看護師】25〜29歳・35〜39歳・45〜49歳・55〜59歳の月給
ここでは、看護師と同じく医療の現場で資格を生かす職種から、「保健師」、「助産師」、「准看護師」を取り上げます。職種の名前は、調査の表の名前のままです。
2.1 【一覧】職種別の年代別の月給
- 保健師:25〜29歳32万3100円、35〜39歳37万1400円、45〜49歳36万4600円、55〜59歳46万2200円
- 助産師:25〜29歳37万2300円、35〜39歳40万1000円、45〜49歳36万3400円、55〜59歳48万8100円
- 准看護師:25〜29歳27万4800円、35〜39歳28万2100円、45〜49歳31万4000円、55〜59歳33万3900円
准看護師の月給は、25〜29歳で27万4800円、55〜59歳で33万3900円でした。ほかの2つの職種も、年代ごとの金額を表で確かめられます。
職種ごとに、仕事の内容や勤務の形、働く場所は違います。数字は職種どうしで比べるためのものではなく、それぞれの仕事を考えるときの目安として見ておきたいところです。
保健師と助産師は、年齢階級によっては、表に集計された人数が多くありません。年齢ごとの金額の動きは、全国の平均の目安として受け止め、求人や勤め先の条件とあわせて見ていきたいところです。
同じ職種でも、勤め先の種類や規模によって、働き方や月給は変わることがあります。気になる職種があれば、表の数字とあわせて、実際の求人の条件も確かめておきましょう。
これらの職種の年間賞与も、厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の職種別・年齢階級別の表に載っています。賞与は前の年の1年間に支給された分で、月給とは別に見ておく必要があるため、気になる職種は表で確かめてみるとよいでしょう。