スーパーのお米の値段が、1年前より下がってきました。総務省の小売物価統計調査では、東京都区部のコシヒカリ5kgは2026年10月に3698円となり、1年前の5421円から1723円下がっています。
お米が手ごろになると、お昼を弁当にして食費を抑えたいと考える方もいるのではないでしょうか。漫画『あたしンち』には、お母さんがおかずをミックスベジタブルだけにした弁当を作る場面があります。
この記事では、あのミックスベジタブル弁当を今の値段で作るといくらかかるのか、お店で買う弁当と月20食で比べるといくら違うのかを試算します。
1. 『あたしンち』のミックスベジタブル弁当とは?おかずはミックスベジタブルだけ
まずは、試算の元になる弁当の中身を確認します。
1.1 ご飯に梅干し、残りはミックスベジタブル
『あたしンち』に登場するこの弁当は、白いご飯に梅干しを1つのせ、弁当箱の大半をミックスベジタブルが占めるものです。お母さんが作る、ひと目で印象に残る弁当のひとつです。
見た目は簡素ですが、材料はご飯と冷凍のミックスベジタブル、梅干しの3つだけです。材料費を計算しやすい弁当といえます。
1.2 試算の前提
今回は、次の条件で1食分の材料費を計算しました。
- ご飯:茶碗1杯分(約150g)。農林水産省によると、炊く前のお米(精米)は約65g
- ミックスベジタブル:150g(弁当箱の3分の2ほどとして計算)
- 梅干し:1個10gとして計算
お米と梅干しは、総務省の小売物価統計調査の東京都区部の価格(2026年10月)を使いました。ミックスベジタブルは統計の調査品目にないため、イオンのネットスーパーの表示価格(冷凍500gで税込430円、2026年11月2日時点)を使っています。
2. ミックスベジタブル弁当を今作ると1食いくら?材料費は約204円
前提の条件で計算すると、1食あたりの材料費は次のとおりです。
2.1 いちばん高いのはミックスベジタブル
- ご飯(お米65g):約48円
- ミックスベジタブル150g:129円
- 梅干し1個:約27円
- 合計:約204円
3つの材料のうち、ミックスベジタブルが半分以上を占めています。ご飯の分は、コシヒカリ5kgが3698円のとき、茶碗1杯で約48円です。
2.2 1年前の値段なら約224円
お米と梅干しを1年前(2025年10月)の価格にすると、1食あたりは約224円になります。ミックスベジタブルの値段が変わらないとすれば、お米の値下がりで1食約20円安くなった計算です。
ご飯・ミックスベジタブル・梅干しで1食約204円1/2
出所:総務省「小売物価統計調査(動向編)」、農林水産省「お米の重さとご飯の重さの違いを教えてください。」をもとにLIMO編集部作成