5. 12月15日(火)の支給額、何で確かめられる?
ご自身の年金支給額の内訳が気になったときに、何を確認すればよいかをまとめました。
5.1 「年金振込通知書」で支給額と天引きの内訳を確認
日本年金機構から毎年6月ごろに送付される「年金振込通知書」で、支給額と天引きされる社会保険料や所得税の内訳を確認できます。
年度の途中で支給額が変更になる場合は、その都度通知書が届くことがありますので、郵便物は開封して内容を確かめておくとよいでしょう。
5.2 自治体の「保険料決定通知書」で保険料の内訳を確認
国民健康保険料や後期高齢者医療保険料、介護保険料については、お住まいの自治体から届く決定通知書に年間の保険料と各期の金額が記載されています。
もし手元に見当たらない場合は、自治体の担当窓口で詳細を確認することが可能です。
5.3 「ねんきんネット」で年金額そのものを確認
年金の額面や過去の納付記録は、日本年金機構のウェブサイト「ねんきんネット」でいつでも確認できます。
在職定時改定の対象となる方は、改定後の年金額がいくらになるか、事前に確かめておくのも一つの方法です。
5.4 所得税の精算は日本年金機構のお知らせで確認
12月15日(火)の振込額が10月より多いときは、所得税の精算で引かれすぎた分が戻っていることが考えられます。精算のしくみと計算の例は、日本年金機構の「令和8年度税制改正による公的年金等に係る主な改正事項」で確かめることができます。
6. まとめ
12月15日(火)に年金の支給額が変わる主な理由と、年齢別の平均月額について解説しました。
12月15日(火)の支給では、所得税の精算や在職定時改定の反映が行われます。10月にあった住民税・保険料の「本徴収」への切り替わりとは別の理由で金額が変動する可能性があるため、それぞれの内容を分けて理解しておくと、通帳の数字を把握しやすくなります。
記事で紹介した平均月額は、あくまで全国平均の目安です。実際の年金額は加入期間や現役時代の収入によって大きく異なります。ご自身の正確な金額については、「年金振込通知書」や「ねんきんネット」で確認してみてはいかがでしょうか。
天引きされる保険料について不明な点があれば、お住まいの自治体の担当窓口に問い合わせることで、計算の根拠などを確認できます。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
- 厚生労働省「保険料(税)の特別徴収」
- 日本年金機構「令和4年4月から在職定時改定制度が導入されました」
- 日本年金機構「令和8年度税制改正による公的年金等に係る主な改正事項」
- 日本年金機構「年金額改定通知書・年金振込通知書」
安達 さやか