11月に入り、冬のボーナスや年末の出費を見すえて、手元のお金の置き場所を考える方もいるのではないでしょうか。銀行の定期預金の金利は、ここ数か月で少しずつ上がってきています。
三菱UFJ銀行は2026年10月30日、円定期預金の金利を11月2日から引き上げると発表しました。1年ものは年0.5%から年0.7%になり、大口定期とスーパー定期のどちらにも適用されます。
この記事では、期間ごとの新しい金利と100万円を預けたときの利息、すでに預けている定期預金がいつから新しい金利になるかを整理します。
1. 定期預金の金利はどれだけ上がった?1年ものは年0.5%から年0.7%に
まずは、11月2日の改定で、期間ごとの金利がどう変わったかを見ていきます。
1.1 上げ幅がいちばん大きいのは1年もの
三菱UFJ銀行の発表によると、期間ごとの店頭表示金利(年利・税引前)は次のように改定されました。
- 1か月・3か月・6か月:年0.5%→年0.625%
- 1年:年0.5%→年0.7%
- 2年:年0.65%→年0.8%
- 3年:年0.8%→年0.9%
- 5年:年1.0%→年1.1%
- 10年:年1.25%→年1.35%
上げ幅は1年ものの0.2%がいちばん大きく、3年以上の期間はいずれも0.1%の引き上げです。
1.2 5年以上の定期は年1%を超える
改定後は、4年ものが年1.0%、5年ものが年1.1%となり、10年ものは年1.35%です。期間が長いほど金利は高くなりますが、そのぶん長くお金を動かせなくなります。
11月2日の改定で、1年ものは年0.5%から年0.7%に上がった1/2
出所:三菱UFJ銀行「円定期預金金利の改定について」(2026年10月30日)をもとにLIMO編集部作成
2. 100万円を1年定期に預けると利息はいくら?税引後は5578円
次に、年0.7%の1年ものに預けたとき、1年後に受け取れる利息を計算しました。
2.1 利息には20.315%の税金がかかる
定期預金の利息には、国税15.315%と地方税5%をあわせた20.315%の税金がかかり、差し引かれたあとの金額が受け取れます。100万円を1年ものに預けた場合は、次のとおりです。
- 税引前の利息:7000円
- 国税(15.315%):1072円
- 地方税(5%):350円
- 税引後の利息:5578円
2.2 300万円なら1万6734円、500万円なら2万7890円
同じ1年ものに300万円を預けると、利息は税引前で2万1000円、税引後で1万6734円です。500万円なら、税引前で3万5000円、税引後で2万7890円になります。
なお、年0.5%の普通預金に100万円を1年置いた場合の利息は、税引後で3985円が目安です。
1年定期に100万円を預けると、税引後の利息は5578円2/2
※国税・地方税はそれぞれ1円未満を切り捨てて計算。単利型・満期一括受け取りの場合
出所:三菱UFJ銀行「円定期預金金利の改定について」(2026年10月30日)をもとにLIMO編集部作成