1. 日経平均は4日ぶりに反落し6万3000円台へ
2026年10月30日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比1369円36銭安の6万3290円11銭でした。4日ぶりの反落です。下げ幅は一時1990円を超え、6万3000円を割り込む場面もありました。
前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が反落していたことに加え、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も下げていました。四半期決算を発表したアルファベット、アマゾン・ドット・コム、インテルなどがいずれも売られていました。これを受けて東京市場でも値がさのAI・半導体関連銘柄が大幅安となりました。
アドバンテスト、イビデン、ソフトバンクグループ、東京エレクトロンの4銘柄だけで、日経平均を1100円あまり押し下げました。中でもインテルを主要顧客に持つイビデンは制限値幅の下限(ストップ安水準)まで売られました。ただ、午後になると半導体関連銘柄に押し目買いも入り下げ渋りました。
今週、日経平均はどのような動きになるでしょうか。30日の米株式市場でダウ平均は続落し、終値は前日比572ドル25セント安の5万1770ドル31セントでした。ダウ平均の構成銘柄ではありませんが、インテルが急落。2026年7〜9月期決算で売上高が市場予想に届かず、10〜12月期の収益見通しも市場予想以下だったことから大きく売られ一時31%も下落しました。これを受けて、半導体を含むAIインフラ関連銘柄に売りが広がりました。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も下落しています。
国内では、キオクシアが決算を発表。10月30日、2026年4〜12月期の連結営業利益(国際会計基準)が前年同期比19倍の5兆2597億円になる見込みだと発表しました。大幅な増益ではありますが市場予想を下回っています。週初から売られる展開になることが予想されます。関連銘柄も下げそうです。
今週は2日に住友商事、日本航空が決算を発表します。同日には米アップルの決算発表も行われます。6日には10月の米雇用統計が発表されます。
日経平均株価推移1/2
出所:LIMO編集部作成