3. ドライブレコーダーの取り付け位置のルールは?保安基準の細目では、前面ガラスの上縁から実長の20%以内、下縁から150mm以内などの範囲に限られる

ドライブレコーダーを自分で取り付けるときも、取り付け位置のルールは同じです。道路運送車両の保安基準第29条第4項では、前面ガラスなどの窓ガラスには、決められたもの以外を装着したり貼り付けたりしてはならないとしています。

そのうえで、国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」第195条第5項第3号は、ドライブレコーダーの前方用カメラや運転者用カメラを、貼り付けてよいものに挙げています。乗車定員10人未満の乗用車などでは、次のいずれかの範囲に貼り付けられていることが要件です。

  • 【上縁】前面ガラスの上縁から、ガラス開口部の実長の20%以内の範囲
  • 【下縁】前面ガラスの下縁で、ガラス開口部から150mm以内の範囲
  • 【ルームミラーの裏】運転者席から前方を見たとき、車室内後写鏡(ルームミラー)で隠れる前面ガラスの範囲
  • 【前方の視界の外】告示で定める「試験領域B」と、それを前面ガラスの水平方向に広げた領域以外の範囲

運転者を撮影するカメラは、2017年6月22日の国土交通省の発表で、車外を撮影するカメラと同じ範囲に貼り付けられるようになりました。乗車定員10人以上の車や車両総重量3.5tを超える貨物車には、別の範囲が定められています。

4. ドライブレコーダーを自分で取り付けるときに確かめることは?国土交通省は、後付けの電装品が原因の火災ではメーカーの保証が受けられない場合があると注意を呼びかけ

ドライブレコーダーのように後から付ける電装品について、国土交通省は2011年11月10日の発表「自動車の後付電装品の取付けによる火災にご注意下さい」で、次の点を挙げています。

  • 【保証】後付電装品が原因の火災や、不適切な取付けが原因の火災などでは、自動車メーカーの保証等が受けられない場合がある
  • 【買うとき】製品の性能や故障などの情報をよく調べる
  • 【取り付けるとき】自動車に詳しい人に依頼するか、説明書等をよく読んだうえで、適切な方法で取り付ける

自分で取り付ける場合、店の工賃はかかりませんが、電源の取り方によっては別の部品が要ります。B社の価格表でも、機種によっては電源ケーブル1380円が工賃とは別に計上されています。

車両保険などの自動車保険で、取り付けた機器や取り付け作業が原因で車に故障などが起きた場合の扱いは、今回確かめた公的な資料には書かれていません。契約している保険の内容は、保険会社で確かめることができます。

店に頼む場合も、他店で買った本体の持ち込みは別料金になることがあり、加工が要る車では工賃が上がることがあります。駐車監視の配線の有無も含めて、見積もりの段階で作業の中身を確かめておくと比べやすくなります。