3. 貯蓄200万円・500万円・1000万円は上位何%?30代は約75%・約56%・約36%、50代は約83%・約68%・約49%

詳細結果表8-30の貯蓄現在高階級別の世帯数から、それぞれの額以上の貯蓄がある世帯の割合を出すと、次のとおりです。この割合が、同じ年代の中での「上位何%」にあたります。

  • 【30代】200万円以上は約75%、500万円以上は約56%、1000万円以上は約36%、2000万円以上は約13%
  • 【40代】200万円以上は約80%、500万円以上は約65%、1000万円以上は約45%、2000万円以上は約22%
  • 【50代】200万円以上は約83%、500万円以上は約68%、1000万円以上は約49%、2000万円以上は約28%

貯蓄1000万円は、30代では上位約36%ですが、50代ではほぼ真ん中の上位約49%になります。一方、貯蓄500万円は30代で上位約56%と、半数をやや上回る世帯が届いている額です。

※試算の前提:割合は、総務省統計局の家計調査(貯蓄・負債編)2025年の詳細結果表8-30にある二人以上の世帯の世帯数(抽出率調整済み)を使い、貯蓄が0の世帯を含む全世帯に占める割合として出しました。200万円・500万円・1000万円・2000万円は階級の境目にあたるため、按分はしていません。

例)二人以上の世帯の場合 貯蓄200万円・500万円・1000万円は上位何%か(世帯主の年齢別・2025年)1/1

例)二人以上の世帯の場合 貯蓄200万円・500万円・1000万円は上位何%か(世帯主の年齢別・2025年)。30代は平均1073万円・中央値652万円で、200万円以上が約75%、500万円以上が約56%、1000万円以上が約36%。40代は平均1381万円・中央値886万円で、約80%、約65%、約45%。50代は平均1756万円・中央値1037万円で、約83%、約68%、約49%。

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2025年(令和7年)平均結果-(二人以上の世帯)」、総務省統計局「家計調査 貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表 8-30」をもとにLIMO編集部作成

4. 貯蓄から負債を差し引いた純貯蓄は?30代は平均で約867万円の負債超過で、負債が貯蓄を上回る世帯は約56%

家計調査では、住宅ローンなどの負債も調べています。貯蓄から負債を差し引いた純貯蓄を、世帯主の年齢別の平均で見ると、次のとおりです。

  • 【30代】貯蓄1073万円、負債1940万円(うち住宅・土地のための負債1821万円)、純貯蓄は約867万円の負債超過
  • 【40代】貯蓄1381万円、負債1483万円(うち住宅・土地のための負債1393万円)、純貯蓄は約102万円の負債超過
  • 【50代】貯蓄1756万円、負債743万円(うち住宅・土地のための負債669万円)、純貯蓄は約1013万円の貯蓄超過

世帯ごとに負債が貯蓄を上回るかどうかを見ると、30代は約56%、40代は約50%、50代は約32%の世帯で、負債が貯蓄を上回っていました。30代では、負債が貯蓄を700万円以上上回る世帯が約49%を占めます。

総務省統計局の2025年平均結果の概要でも、世帯主が50歳未満の各年齢階級では負債が貯蓄を上回る負債超過になっているとしています。30代の持家率は67.9%で、負債の9割以上が住宅・土地のための負債です。

※試算の前提:純貯蓄は、詳細結果表8-5の1世帯あたりの貯蓄と負債の平均の差です。負債が貯蓄を上回る世帯の割合は、詳細結果表8-30の「(負債現在高)-(貯蓄現在高)」の階級別の世帯数を全世帯数で割って出しています。