フランス料理の代表的な卵料理といえばオムレツ。そのオムレツを「完璧な料理」と語るフランス人シェフが、日本のオムライスに初めて向き合いました。

YouTubeで13万回以上再生されたこの動画は、@samuraiflagさんが公開しています。

1. 【初めてのオムライス】フランスのシェフが卵とご飯の組み合わせに「相性抜群だよ」

テーブルに並んだ「自家製ケチャップオムライス」1/2

テーブルに並んだ「自家製ケチャップオムライス」

出所:@samuraiflag

オムライスのイメージを聞かれたシェフは「作るのが難しそう」。オムレツについては「完璧な料理だから」「継ぎ目が全然見えなくて」「すごく技術が必要だと思うよ」と語ります。

テーブルにはケチャップやごぼうのポタージュ、ゴルゴンゾーラのチーズクリームのオムライスが並び、シェフは卵とご飯の相性を「相性抜群だよ」。パートナーの女性も「1皿食べただけでも満足かも」と話していました。

「日本のオムライスにはご飯、卵、野菜、ソースがあるから」2/2

「日本のオムライスにはご飯、卵、野菜、ソースがあるから」

出所:@samuraiflag

調理の様子を見学したシェフは「卵の火入れにすごく集中していたよ」。卵液が先に用意されていたことにも目を留め、自分たちのオムレツの作り方とは「全然違ったよ」と振り返ります。

最後は「フランスのオムレツはサラダもなく卵だけだけど」「日本のオムライスにはご飯、卵、野菜、ソースがあるから」。パートナーの女性は「冬は週1回は食べたいわ」と笑顔を見せていました。

コメント欄には「オムライス、奥が深いですね〜。美味しさが伝わりました」という声も寄せられていました。

@samuraiflagさん、ご協力ありがとうございました!

2. オムライスの中身といえば?

オムライスの中身の定番は、ケチャップで味つけしたチキンライスです。

卵は、薄焼き卵でくるりと包むタイプと、ふわとろの卵をのせるタイプがあります。

お店や家庭ごとに、好みの形があるのも楽しいところです。

オムレツの本場から来て、日本の洋食を楽しんだフランスの2人。フランスから日本を訪れる人の動きを、観光庁の最新の速報で追ってみます。

3. フランスからの旅行者は平均21.7泊、1人当たりの宿泊費は17万836円

フランスからの旅行者の特徴は、滞在の長さにあります。観光庁の「インバウンド消費動向調査」2026年7-9月期の1次速報では、フランスから来た一般客の平均泊数は21.7泊。訪日客全体の平均泊数は10.3泊でした。

長く泊まれば、そのぶん宿代もかさみます。フランスからの旅行者1人当たりの宿泊費は17万836円で、食事などの飲食費は9万7354円でした。

宿泊や食事に使われるお金は、ホテルや旅館、飲食店など、観光地の店や働く人の収入にもつながります。

日本各地の食を時間をかけて味わうフランスの旅行者は、日本の観光にとっても大切なお客さんになっています。

4. 訪日客の98.2%が「日本食を食べること」を体験

食は、日本旅行の中心にある楽しみでもあります。観光庁の2025年の年次報告書で旅行中の行動をたどると、「日本食を食べること」をした人は98.2%にのぼり、そのうち満足と答えたのは95.2%でした。

次の旅で日本食をまた食べたいと答えた人も、70.7%に達しています。

動画の冒頭でも「日本発祥の洋食」と紹介されていたオムライス。海外の料理をもとに日本で生まれた一皿は、旅行者にとって日本ならではの味として映るのかもしれません。

動画のシェフが「日本のオムライスにはご飯、卵、野菜、ソースがあるから」と、母国のオムレツとの違いを言葉にしていたように、日本で形を変えた料理は、本場の料理人にとっても新しい発見になっているようです。

5. 著者からの一言コメント

小野 温子
料理人の目線でオムライスを語る姿が新鮮で、調理の手際や卵の火入れに注目するところはさすがだと感じました。オムレツの本場から来た2人が「冬は週1回は食べたい」と話すほど気に入ってくれたことが、なんだかうれしくなる動画でした。

参考資料

小野 温子