海外のSNSには、保護された動物たちの様子や、その命を救おうとする人たちの活動を伝える「動物レスキュー」の投稿が数多く寄せられ、Instagramを中心に注目されています。
今回、LIMO編集部が注目したのは、海外で猫の迎え入れを呼びかけている投稿主さんのInstagramアカウント@puppykittynycityに投稿された動画。
飼い主が住まいを失ったことで居場所をなくした2歳の猫「チャンス」が、7月下旬からニューヨークで新しい家族との出会いを待ち続けている様子が紹介されています。
執筆時点で5537回再生、900件のいいね!を集めている本投稿。その中から、特に心に残るシーンやSNSでの反響を厳選してご紹介します。
また記事中では、犬や猫を迎えたあとにかかる年間の支出についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【家を失った2歳の猫】7月下旬から続く、家族を待つ日々
投稿は、「チャンスが家を失ったのは、彼のせいではない」という趣旨の一文から始まります。チャンスは2歳のオレンジと白の毛並みのミックスの猫で、今年の夏までは自分の飼い主と居場所がありました。ところが飼い主に行き場がなくなり、チャンスが知っていた唯一の暮らしが終わったといいます。
投稿はこれを、愛情のない選択ではなかったと説明したうえで、理由をチャンスに伝えられる人はいなかったと綴っています。動画の冒頭でも、飼い主が住まいを失い、チャンスも同じように家を失ったとのテロップが流れます。
チャンスは7月下旬の暑い時期から、ずっと待ち続けているそうです。ケージの前では、立ち止まって微笑みかけながらも、そのまま通り過ぎてしまう来訪者が少なくないと投稿は伝えています。木々の葉が色づく季節を迎え、毎日が前の日と変わらないなかで、チャンスには「どの日が特別な一日になるのか」を知るすべがありません。
テロップには「夏が来て、去っていった。チャンスは取り残されたまま」とあり、これだけ時間がたっても誰も彼を選んでいない、とも添えられています。
2. 【自分のペースで愛情を求める猫】スタッフの愛情は「借りもの」
足を止めた人が出会うのは、優しくて心が広く、そしてはっきりとした意見を持つ猫だと投稿は紹介しています。チャンスは自分のペースで愛情を示すタイプで、準備ができたら自分から近づき、気が向けば体を寄せ、触られすぎだと感じたときにははっきり伝えてくるといいます。
投稿はこの正直さをチャンスの魅力の一つとし、選んでもらえたときには、それが本物だと分かる、と綴っています。動画のテロップでも、2歳で、優しく穏やかで、個性にあふれた猫だと紹介されています。
スタッフやボランティアは毎日チャンスに愛情を注ぎ、チャンスもそれを受け止めているそうです。ただ、投稿によると、その愛情は「借りもの」。閉館の時間になると、それぞれが自分の家族のもとへ帰り、チャンスは寄り添う相手のいないまま、また長い夜を過ごすといいます。
投稿は、秋が来て、ホリデーシーズンも思った以上に早く訪れると続けます。チャンスにふさわしいのは、日の当たる窓辺の自分だけの場所と、その空間を尊重しながら毎朝そばにいてくれる人、そして何年も先、幸せな老猫になるまで暮らせる家だと願いを綴っています。
テロップでは、NYCに向けて「彼にここでホリデーを過ごさせないで」と呼びかけています。
最後に投稿主さんは、チャンスは@puppykittynycityにいると紹介し、自分なりの愛し方をする若い猫を迎える余裕のある人に、迎え入れや一時預かりの検討を呼びかけています。難しい場合も、ニューヨークがチャンスの存在に気づけるよう、投稿を共有してほしいと求めています。
コメント欄では
- 「あの瞳!」
- 「とても美しい子」
- 「優しいチャンスを多くの人に見つけてもらって、迎えてもらおう!とても良い子でハンサムな男の子。ずっと愛してくれる家庭にふさわしい」
など、チャンスの魅力をたたえる声や、家族が見つかることを願う声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題となったネコちゃんをご紹介しました。
3. 著者からの一言コメント
4. 迎えたあとの暮らしに備えて。犬・猫の年間支出はいくら?
救われた命を迎えたあとは、毎日の暮らしにかかる費用も続いていきます。実際の飼い主は、1年間にどれくらい使っているのでしょうか。
アニコム損害保険の「2024最新版 ペットにかける年間支出調査」(2025年3月発表)によると、2024年の1年間にペットにかけた費用は、犬が平均41万4159円、猫が平均17万8418円でした。前年と比べると、犬は122.3%、猫は105.4%の水準です。フード・おやつ代も、犬は前年比128.7%、猫は117.1%と増えています。調査は、同社のペット保険の契約者を対象としたインターネットアンケートで、4137件の回答をもとにしています。
毎年の支出は、フード代や医療費などの変化で変わっていきます。迎える前に、年間でどれくらいかかるのかを想像しておくと、備えやすくなるかもしれませんね。
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