4. 貯蓄から負債を引くと2000万円以上は30.3%。負債が貯蓄を上回る世帯は22.6%

家計調査では、貯蓄の額から負債の額を差し引いた差額でも、二人以上の世帯の分布を公表しています。

4.1 差額が2000万円以上の世帯は30.3%、1年前は29.8%

2026年4〜6月期の二人以上の世帯で、貯蓄から負債を差し引いた額が2000万円以上の世帯は30.3%でした。1年前の2025年4〜6月期は29.8%です。

差額が1500万〜2000万円の世帯は6.6%、1000万〜1500万円は8.3%、700万〜1000万円は6.1%でした。

一方、負債が貯蓄を上回る世帯は22.6%で、1年前の21.9%から上がりました。このうち、負債が貯蓄を700万円以上上回る世帯は17.0%です。二人以上の世帯の負債の平均は723万円でした。

貯蓄から負債を引いた額が2000万円以上の世帯は30.3%、負債が貯蓄を上回る世帯は22.6%でした。4/4

貯蓄から負債を差し引いた額の世帯分布

出所:総務省「家計調査(貯蓄・負債編)2026年4〜6月期」をもとにLIMO編集部作成

4.2 対象は二人以上の世帯。2026年4〜6月期の結果

今回の数字は、家計調査(貯蓄・負債編)の2026年4〜6月期の結果で、対象は二人以上の世帯です。単身の世帯は含まれていません。

二人以上の世帯の世帯主の年齢の平均は60.3歳、年間収入の平均は705万円、持ち家の割合は88.3%でした。上位10%や上位25%の境目、中央値は、貯蓄がある世帯の中での数字です。

5. まとめにかえて

2026年4〜6月期の家計調査では、二人以上の世帯のうち、貯蓄4000万円以上の世帯が15.7%と、1年前の14.8%から上がりました。貯蓄がある世帯の上位10%の境目は5380万円で、1年前より355万円上がっています。

貯蓄の平均は2126万円で1年前より148万円増え、そのうち131万円を有価証券が占めました。貯蓄から負債を引いた額が2000万円以上の世帯は30.3%、負債が貯蓄を上回る世帯は22.6%です。

預金通帳や保険の契約内容、証券口座の残高を確かめて、貯蓄の合計を出してみてください。住宅ローンなどの負債がある場合は、残高を差し引いた額もあわせて確かめてみてください。

参考資料

村岸 理美