和食のお店での会食や、家族や親戚が集まる席など、改まった場で和食をいただく機会はありませんか?

筆者は思い出しました。11月は七五三で、親戚が集まって会食する場があることを(笑)

そんなとき、お箸を持ったまま、ご飯茶わんやお椀を持ち上げたり置いたりしていないでしょうか。

実はそれ、和食のマナーではNGとされる所作なのだそうです。

今回は、和食での箸と器の美しい扱い方を紹介した動画をご紹介します。投稿したのは、江戸千家の茶道家として、Instagramで和の所作やマナーを発信している明石奈々さん。

動画には、執筆時点で約3800「いいね!」が集まるなど、たくさんの人に注目されたようです。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
※マナーには諸説あり、お店や場面によって考え方が異なる場合があります。

1. 【和食のマナー】お箸を持ったまま器を持ち上げたり置いたりするのは、実はNG

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/DeOxHnHxHxN/?utm_source=ig_web_copy_link&cplk=MWQ1ZGUxMzBkMA==&srtk=MWQ1ZGUxMzBkMA==" target="_blank">@nana.sado</a></u>

出所:@nana.sado

奈々さんが問いかけるのは、「お箸を持ったまま器を持ち上げたり、置いたりしてない?」ということ。

右手にお箸を持ったまま、左手でお椀を持ち上げる。食事中に、つい自然にやってしまっている人も多いのではないでしょうか。

ところが奈々さんによると、「それ…実はNGなんです」とのこと。

横着そのものの筆者は、身に覚えがあり過ぎます…。

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お箸と器をいっぺんに持ち上げるのはNG。ポイントは「いっぺんに持ち上げないこと」だそうです。

奈々さんは、和の所作では2つ以上の動作をなるべく一度にしないのが大切だと伝えています。

では、お箸と器はどのような順番で扱えばよいのでしょうか。

2. 持ち上げるときは「器ファースト」、置くときは「お箸が先、器が後」

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奈々さんによると、和食の基本は「器ファースト」。

先に器を持ち上げてから、次にお箸を取るという順番です。

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反対に、置くときは「お箸が先、器が後」。

持ち上げるときと置くときで、順番が逆になると覚えておくとよさそうですね。

2.1 箸と器を持つ方法を4つのステップで

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動画では、箸と器を持つ方法を順番に見せてくれています。

まず「①両手で器を持ち上げる」。次に「②左手に器を持たせ」、空いた右手で箸を取ります。

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出所:@nana.sado

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続いて「③左手の中指の間にお箸を挟み」、「④右手を滑らせて、くるりと下から箸を持ち」かえたら、「いただきます」。

一つひとつの動作を区切って丁寧に行うことで、手元の動きがゆったりと落ち着いて見えますね。

和食をいただく機会があったら、ぜひ動画を参考に、箸と器の扱い方を意識してみてくださいね。

3. 著者のコメント

長島 迪子
お箸を持ったまま器を持ち上げる動きは、ふだん何気なくしている人も多いのではないでしょうか。

筆者だけではないと信じたいです!

「2つ以上の動作をなるべく一度にしない」という考え方を知ると、和の所作がなぜ美しく見えるのかがよくわかりますね。

持ち上げるときは器から、置くときはお箸から。この順番を覚えておくだけで、和食の席での手元がぐっと美しくなりそうです。

4. 2つの級をまとめて受ける「併願」も!マナー系3検定の受験料をチェック

和の所作では動作を一つずつ区切るのが美しいとされますが、マナーの検定では、2つの級をまとめて申し込む「併願」という受け方もあります。

ここでは、公益財団法人 実務技能検定協会が実施する3つの検定について、1つの級だけを受ける場合と、併願する場合の受験料を紹介します(金額は同協会公式サイトの各検定の受験要項による)。

4.1 秘書検定(秘書技能検定)

「人柄育成」を目指し、社会人に必要な基本的な常識を「秘書技能」として出題する検定です。

1つの級だけを受ける場合の受験料は、3級3800円、2級5200円、準1級6500円、1級7800円。併願の受験料は次のとおりです。

  • 2・3級:9000円
  • 準1級・2級:1万1700円
  • 1級・3級:1万1600円
  • 1級・準1級:1万4300円

4.2 ビジネス実務マナー検定

「職場常識の育成」を目指し、職場で適切な判断・行動ができるか、人間関係やマナー、話し方を理解しているかを確認する検定です。

1つの級だけを受ける場合の受験料は、3級3800円、2級5200円、1級7800円。併願の受験料は次のとおりです。

  • 2・3級:9000円
  • 1・2級:1万3000円

4.3 サービス接遇検定

「サービスマインドの育成」を目指し、サービス業務への心構えや対人心理の理解、応対の技術、言葉づかい、態度や振る舞いなどが審査される検定です。

1つの級だけを受ける場合の受験料は、3級3800円、2級5200円、準1級5900円、1級7800円。併願は組み合わせが多く、3つの級をまとめて受けることもできます。

  • 2・3級:9000円
  • 準1・3級:9700円
  • 準1・2級:1万1100円
  • 1・2級:1万3000円
  • 1・準1級:1万3700円
  • 準1・2・3級:1万4900円
  • 1・準1・2級:1万8900円

併願の受験料は、いずれも各級を1つずつ受けた場合の合計と同じ金額です。割安になるわけではありませんが、2つの級に一度に挑戦できるのが特徴です。所作も学びも、自分のペースで一つずつ。気になる検定から挑戦してみてはいかがでしょうか。

参考資料

長島 迪子