3. 小売物価統計調査、東京都区部の鶏卵は1パック324円

総務省統計局の小売物価統計調査は、品目ごとに調べる商品の規格を決めて、毎月の小売価格を調べている統計です。東京都区部の2026年9月の価格と、2025年9月との差は次のとおりです(差はLIMO編集部計算)。

  • 鶏卵(1パック・10個):324円(12円高い)
  • 牛乳(1本・1000mL):262円(5円安い)
  • ヨーグルト(1個・400g):200円(3円高い)
  • バター(1箱・200g):614円(15円高い)
  • チーズ(国産品)100g:281円(7円安い)
  • チーズ(輸入品・1個・125g):940円(43円高い)
  • 粉ミルク(1缶・780g):3047円(179円高い)

3.1 鶏卵は1年で312円から324円に

鶏卵(1パック・10個)は、2025年9月の312円から2026年9月は324円になりました。上がった幅は12円で、約3.8%の上昇です(LIMO編集部計算)。

牛乳(1本・1000mL)は267円から262円に、5円下がっています。

4. 家計調査の長期時系列、牛乳は減り乳製品は増えた

家計調査の長期時系列表(用途分類)で、二人以上の世帯の1か月平均を見ます。この表は贈答用に買ったものを除いて集計しているため、前のページの年額とは金額が一致しません。

4.1 牛乳は2000年の月1834円から2025年は月1322円

牛乳は2000年に月1834円でしたが、2025年は月1322円で、512円少なくなりました。乳製品は月1177円から月2097円に、920円増えています(LIMO編集部計算)。

乳製品が牛乳を上回ったのは2012年で、この年は乳製品が月1379円、牛乳が月1270円でした。

4.2 卵は2025年に月1170円で2000年以降で最も多い

卵は2000年の月742円から、2025年は月1170円になりました。2023年の月1072円、2024年の月988円を上回り、2000年以降で最も多い金額です。

4.3 卵と牛乳は買う量と回数を記録する

卵と牛乳は、1回あたりの金額よりも買う回数で支出が積み上がる食品です。1か月分のレシートで、卵のパック数と牛乳の本数、買った日を書き出してみましょう。

使い切れずに残った分が分かると、買う間隔や量を見直す目安になります。

5. まとめ

家計調査2025年によると、二人以上の世帯の卵は年1万4145円、牛乳は年1万5875円、乳製品は年2万5318円でした。2026年8月の消費者物価指数では鶏卵が前年同月比3.5%上がり、東京都区部の鶏卵は2026年9月に1パック324円です。

まずは1か月に買っている卵のパック数と牛乳の本数を、レシートで確かめるところから始めましょう。

参考資料

鶴田 綾