刺身や焼き魚の切り身など、魚は店頭で値段を見て買うかどうかを決めることが多い食材です。
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年」によると、二人以上の世帯の生鮮魚介は1世帯当たり年4万1089円でした。2026年8月の消費者物価指数では、まぐろが前年同月より24.4%上がっています。
この記事では、魚の品目別の支出と100gあたりの値段、2026年8月に値段が上がった魚を確認します。
1. 家計調査2025年、二人以上の世帯の生鮮魚介は年4万1089円
家計調査の魚介類は、「生鮮魚介」「塩干魚介」「魚肉練製品」「他の魚介加工品」の4つに分かれています。2025年の二人以上の世帯では、魚介類が年7万5515円で、そのうち生鮮魚介が年4万1089円でした。
塩さけやたらこなどの塩干魚介は年1万3579円、ちくわやかまぼこなどの魚肉練製品は年9509円です。
1.1 鮮魚で最も多いのはまぐろの年5609円
鮮魚を品目別に見ると、最も多いのはまぐろの年5609円でした。さけが年5295円、さしみ盛合わせが年4087円、えびが年2930円、ぶりが年2538円で続きます。
いかは年1683円、かつおは年1679円、かには年1645円でした。あじは年970円、さばは年859円です。
1.2 まぐろは100gあたり312.65円、いわしは96.16円
100gあたりの平均価格は、まぐろが312.65円、さけが264.17円、えびが246.77円、ぶりが229.83円でした。
あじは160.82円、さんまは157.51円、さばは145.46円、いわしは96.16円です。生鮮魚介全体の平均は230.94円でした。
2. 消費者物価指数2026年8月、生鮮魚介は前年同月比13.5%上昇
総務省統計局の消費者物価指数(2025年基準)では、2026年8月の生鮮魚介は前年同月より13.5%上がりました。魚介類全体では9.9%の上昇です。
2026年8月の全国の消費者物価指数で、まぐろは前年同月比24.4%上がりました2/2
出所:総務省統計局「2025年基準消費者物価指数 全国 2026年8月 第5表 品目別価格指数・寄与度」をもとにLIMO編集部作成
2.1 まぐろは24.4%、あじは24.0%、ぶりは23.3%上がった
鮮魚の品目では、まぐろが24.4%、あじが24.0%、ぶりが23.3%、いわしが21.2%上がりました。さばは15.9%、いかは13.8%、かつおは11.8%の上昇です。
さけは6.9%、えびは4.6%の上昇でした。
2.2 塩さばは30.3%上がり、塩さけは1.7%の上昇
塩干魚介では、塩さばが30.3%上がりました。干しあじは11.8%、しらす干しは9.7%の上昇です。
塩さけは1.7%、たらこは0.6%の上昇にとどまっています。
二人以上の世帯の生鮮魚介は2025年に年4万1089円で、最も多いのはまぐろの年5609円でした。2026年8月の消費者物価指数では生鮮魚介が前年同月比13.5%上がり、まぐろは24.4%の上昇です。
よく買う魚の値段は、パックに書かれた100gあたりの価格を見ると、前に買ったときと比べられます。
ここからは、魚介類への支出が2000年からどう変わったかと、東京都区部の塩干魚介の店頭価格、2026年8月のまぐろの平均価格を見ていきます。