4. 都市別の調味料、最も多いのは横浜市の年4万9774円
家計調査は、都道府県庁所在市と政令指定都市の52都市別の結果も公表しています。2025年の二人以上の世帯の調味料が多い都市と少ない都市は、次のとおりです。
【調味料が多い都市】
- 横浜市:4万9774円
- 長野市:4万9171円
- 新潟市:4万8392円
- 広島市:4万8076円
- 川崎市:4万7859円
【調味料が少ない都市】
- 那覇市:3万7480円
- 高知市:3万9385円
- 和歌山市:3万9790円
- 青森市:4万270円
- 静岡市:4万374円
4.1 しょう油は山形市、みそは長野市が最も多い
品目別に見ると、しょう油は山形市の年2484円、みそは長野市の年3152円、つゆ・たれは堺市の年6969円が最も多い都市でした。
東京都区部は調味料全体では年4万7484円で52都市のうち7番目に多い一方、しょう油は年1686円で37番目、つゆ・たれは年5196円で42番目です。
5. 世帯主の年齢別の調味料、最も多いのは40歳代の年4万7835円
家計調査の世帯主の年齢階級別の結果では、2025年の二人以上の世帯の調味料は次のとおりでした。
- 29歳以下:2万7689円
- 30歳代:3万8717円
- 40歳代:4万7835円
- 50歳代:4万7015円
- 60歳代:4万7092円
- 70歳以上:4万4412円
5.1 しょう油・みそ・砂糖・酢は70歳以上が最も多い
品目ごとに見ると、70歳以上の世帯はしょう油が年2140円、みそが年2764円、砂糖が年1587円、酢が年978円で、いずれも年齢階級の中で最も多い金額でした。
一方で、ケチャップは40歳代の年1093円、カレールウは40歳代の年1977円が最も多く、年代によってよく買う調味料が分かれています。
6. 小売物価統計調査、東京都区部のみそは2026年9月に750gで433円
総務省統計局の小売物価統計調査では、2026年9月の東京都区部の調味料の価格は次のとおりでした(前年同月との差はLIMO編集部計算)。
- みそ(750g):433円(57円高い)
- しょう油(450mL):330円(27円高い)
- マヨネーズ(1kg):895円(34円高い)
- 砂糖(1kg):280円(2円高い)
- 食塩(1kg):129円(前年同月と同じ)
東京都区部の店頭価格では、全国の物価指数で前年同月を下回ったしょう油も、2026年9月は前年同月より高くなっています。
7. 調味料の支出は、品目と容量をそろえて比べる
調味料は、同じ品目でも容量や容器によって価格が変わります。家計調査では、しょう油の平均価格は2026年8月に100mLあたり約59円で、前年同月の約52円より上がりました。
7.1 レシートから1か月分の調味料を書き出す
まず1か月分のレシートから、しょう油やみそ、つゆ・たれ、ドレッシングなどの金額を書き出します。品目ごとの合計が分かると、家計調査の年4万5274円や月3757円と比べられます。
7.2 よく使う品目は100gあたり・100mLあたりで比べる
みそやしょう油など使う量が多い品目は、容量あたりの価格をそろえると比べやすくなります。使い切れる量かどうかも合わせて確かめると、買いすぎを防げます。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「家計調査(家計収支編)2026年8月 二人以上の世帯 詳細結果表」
- 総務省統計局「2025年基準 消費者物価指数 全国 2026年(令和8年)8月分」
- 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)2026年9月」
鶴田 綾