鍋料理や煮物が増える季節は、みそやしょう油、つゆの減りが早く感じられることもあるでしょう。
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年」によると、二人以上の世帯が調味料に使った金額は、1世帯当たり年4万5274円でした。
この記事では、調味料の内訳と、2026年8月の消費者物価指数での品目ごとの値動き、2026年8月の家計調査の数字を確認します。
1. 家計調査2025年、二人以上の世帯の調味料は年4万5274円
家計調査の調味料には、しょう油やみそのほか、ドレッシングや乾燥スープ、ふりかけなども含まれます。2025年の調味料は年4万5274円で、月に直すと約3773円です(LIMO編集部計算)。
1.1 調味料で最も多いのは「他の調味料」の年1万5461円
品目別に見ると、最も多いのは「他の調味料」の年1万5461円で、調味料全体の約34.1%を占めます(LIMO編集部計算)。家計調査の品目分類で、しょう油やみそなど個別の品目に当てはまらない調味料がここに集計されています。
次いで、つゆ・たれが年5682円、乾燥スープが年4171円、風味調味料が年2767円、みそが年2345円でした。
1.2 しょう油は年1812円、砂糖は年1190円
基本の調味料では、しょう油が年1812円、マヨネーズ・マヨネーズ風調味料が年1731円、砂糖が年1190円、ソースが年840円、ケチャップが年823円でした。
食塩は年453円で、品目の中では最も少ない金額です。
2. 消費者物価指数の調味料、2026年8月は前年同月比3.0%上昇
総務省統計局の消費者物価指数(2025年基準)で、2026年8月の調味料の指数は103.6となり、前年同月より3.0%上がりました。調味料の中でも、品目によって上がり方には大きな差があります。
2026年8月の全国の消費者物価指数で、たれは前年同月比12.2%、みそは10.7%上がりました2/2
出所:総務省統計局「2025年基準消費者物価指数 全国 2026年8月 第5表 品目別価格指数・寄与度」をもとにLIMO編集部作成
2.1 たれ・みそ・ドレッシングは10%以上の上昇
上昇率が最も大きいのは、たれの12.2%でした。みそは10.7%、ドレッシングは10.0%、合わせ調味料は9.6%、マヨネーズは6.8%上がっています。
2.2 しょう油とつゆは前年同月を下回った
一方で、しょう油とつゆはそれぞれ1.3%、ジャムは1.6%、カレールウは0.7%、前年同月より下がりました。同じ「つゆ・たれ」でも、たれは上がり、つゆは下がっています。
3. 家計調査2026年8月、調味料は月3757円で前年同月より166円多い
2026年10月9日に公表された家計調査(二人以上の世帯)では、2026年8月の調味料は1世帯当たり3757円でした。2025年8月の3591円より166円多くなっています(LIMO編集部計算)。
品目別では、みそが171円から184円に13円、ドレッシングが204円から217円に13円、しょう油が146円から161円に15円増えました(同)。
二人以上の世帯の調味料は2025年に年4万5274円で、2026年8月の消費者物価指数ではたれやみそ、ドレッシングが10%以上上がりました。しょう油やつゆのように前年同月を下回った品目もあり、値動きは調味料ごとに分かれています。
わが家の調味料代は、1か月分のレシートから調味料の金額を拾い出して合計すると、統計の数字と比べられます。
ここからは、都市別と世帯主の年齢別の調味料の違い、東京都区部の店頭価格を見ていきます。