朝食のバナナや食後のりんごなど、果物は少しずつ買い足すことが多く、1年分の金額は意外と見えにくい支出です。
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年」によると、二人以上の世帯の果物は1世帯当たり年4万4742円でした。2026年8月の消費者物価指数では、りんごが前年同月より9.1%上がっています。
この記事では、果物の品目別の支出と100gあたりの値段、2026年8月に値段が動いた果物を確認します。
1. 家計調査2025年、二人以上の世帯の果物は年4万4742円
家計調査の果物は、「生鮮果物」とジャムなどの「果物加工品」に分かれています。2025年の二人以上の世帯では、果物が年4万4742円で、そのうち生鮮果物が年4万766円、果物加工品が年3976円でした。
生鮮果物を買った量は1年で約61.7kgで、100gあたりの平均価格は66.10円です。
1.1 果物で最も多いのはバナナの年6398円
品目別に見ると、最も多いのはバナナの年6398円でした。りんごが年4812円、みかんが年4598円、ぶどうが年3722円、いちごが年3716円で続きます。
キウイフルーツは年2701円、梨は年1947円、すいかは年1563円です。桃は年1063円、柿は年1050円でした。
1.2 バナナは100gあたり34.00円、ぶどうは175.07円
バナナは買った量も年1万8817gと最も多く、100gあたりの平均価格は34.00円でした。りんごは66.09円、みかんは63.22円、梨は75.90円です。
キウイフルーツは101.04円、ぶどうは175.07円、いちごは183.91円でした。同じ果物でも、100gあたりの値段には5倍以上の開きがあります。
2. 消費者物価指数2026年8月、りんごは前年同月比9.1%上昇
総務省統計局の消費者物価指数(2025年基準)では、2026年8月の生鮮果物は前年同月より0.1%上がりました。全体ではほぼ横ばいですが、果物ごとの値動きには差があります。
2026年8月の全国の消費者物価指数で、りんごは前年同月比9.1%上がりました2/2
出所:総務省統計局「2025年基準消費者物価指数 全国 2026年8月 第5表 品目別価格指数・寄与度」をもとにLIMO編集部作成
2.1 キウイフルーツは9.4%、バナナは7.4%上がった
上がった果物では、キウイフルーツが9.4%、りんごが9.1%、バナナが7.4%、メロンが7.1%でした。オレンジは4.5%、すいかは2.2%の上昇です。
年間の支出が最も多いバナナも、前年同月より値上がりしています。
2.2 ぶどうは5.8%、梨は3.5%下がった
一方で、ぶどうは前年同月より5.8%、梨は3.5%、桃は1.4%下がりました。アボカドは7.5%の下落です。
二人以上の世帯の果物は2025年に年4万4742円で、最も多いのはバナナの年6398円でした。2026年8月の消費者物価指数では、りんごが前年同月比9.1%、バナナが7.4%上がり、ぶどうと梨は下がっています。
家でよく買う果物の100gあたりの値段は、値札の価格を重さで割ると確かめられます。
ここからは、果物を買う回数と1回あたりの金額、2026年8月の家計調査で支出が増えた果物を見ていきます。