年末に向けて、家で飲むお酒をまとめ買いする機会が増える家庭もあるでしょう。

総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年」によると、二人以上の世帯が酒類に使った金額は、1世帯当たり年4万5406円でした。

この記事では、酒類の内訳と、2026年8月の消費者物価指数での値動き、2026年8月の家計調査の数字を確認します。

1. 家計調査2025年、二人以上の世帯の酒類は年4万5406円

家計調査の酒類は店などで買うお酒への支出で、居酒屋などでの飲食は外食に含まれます。2025年の酒類は年4万5406円で、月に直すと約3784円です(LIMO編集部計算)。

1.1 酒類で最も多いのはビールの年1万3436円

酒類の内訳を見ると、最も多いのはビールの年1万3436円で、酒類全体の約29.6%にあたります(LIMO編集部計算)。

発泡酒が年7551円、チューハイ・カクテルが年5650円、焼酎が年5637円、清酒が年5509円で続きます。

酒類の年4万5406円のうち、ビールは年1万3436円、発泡酒は年7551円です1/2

総務省統計局の家計調査2025年をもとに、二人以上の世帯の酒類への年間支出を種類別に並べた横棒グラフ。ビール1万3436円、発泡酒7551円、チューハイ・カクテル5650円、焼酎5637円、清酒5509円、ワイン3341円、ウイスキー2916円、他の酒1365円

出所:総務省統計局「家計調査(家計収支編)2025年 二人以上の世帯 第4-1表」をもとにLIMO編集部作成

1.2 お酒を買う回数は年およそ51回、1回あたり約885円

酒類の購入頻度は、100世帯当たり年5129回でした。1世帯では年およそ51回で、1回あたりの支出は約885円です(LIMO編集部計算)。

2. 消費者物価指数の酒類、2026年8月は前年同月比0.4%上昇

総務省統計局の消費者物価指数(2025年基準)では、2026年8月の酒類の指数は100.9で、前年同月より0.4%上がりました。酒類全体の上昇は小幅ですが、品目ごとに動きが分かれています。

2026年8月の全国の消費者物価指数で、清酒は前年同月比9.5%上がり、ビールは1.3%下がりました2/2

総務省統計局の消費者物価指数をもとに、2026年8月の酒類の品目別の前年同月比を並べた横棒グラフ。清酒9.5%、焼酎0.8%、ワイン(輸入品)マイナス0.3%、チューハイマイナス0.6%、発泡酒マイナス1.2%、ビールマイナス1.3%、ウイスキーマイナス1.7%、ワイン(国産品)マイナス2.7%

出所:総務省統計局「2025年基準消費者物価指数 全国 2026年8月 第5表 品目別価格指数・寄与度」をもとにLIMO編集部作成

2.1 清酒は9.5%の上昇、ビールと発泡酒は前年同月を下回った

上昇率が最も大きいのは清酒の9.5%で、焼酎は0.8%の上昇でした。

一方で、ビールは1.3%、発泡酒は1.2%、チューハイは0.6%、ウイスキーは1.7%、前年同月より下がっています。

3. 家計調査2026年8月、酒類は月4026円で前年同月より111円多い

2026年10月9日に公表された家計調査(二人以上の世帯)では、2026年8月の酒類は1世帯当たり4026円でした。2025年8月の3915円より111円多くなっています(LIMO編集部計算)。

種類別では、ビールが1345円から1374円に29円、ワインが185円から244円に59円、チューハイ・カクテルが543円から581円に38円増えました。焼酎は414円から381円に33円減っています(同)。

二人以上の世帯の酒類は2025年に年4万5406円で、そのうちビールが年1万3436円を占めました。2026年8月の消費者物価指数では清酒が前年同月比9.5%上がった一方、ビールや発泡酒は下がっています。

わが家のお酒代は、スーパーやコンビニのレシートから酒類の金額を1か月分拾い出して合計すると、統計の数字と比べられます。

ここからは、都市別と世帯主の年齢別の酒類の違い、東京都区部の店頭価格を見ていきます。