年末年始に帰省や旅行を予定していて、そろそろ宿や交通機関の予約を考え始める家庭もあるでしょう。
総務省統計局の「家計調査(家計収支編)2025年」によると、二人以上の世帯の宿泊料は1世帯当たり年3万5994円、パック旅行費は年3万8290円でした。
この記事では、2025年の宿泊料と国内パック旅行費を月別に並べ、宿泊料の物価指数が12月と1月でどう動いたかを確認します。
1. 家計調査2025年、二人以上の世帯の宿泊料は年3万5994円、パック旅行費は年3万8290円
家計調査では、ホテルや旅館などに泊まった費用を「宿泊料」、宿泊と交通などがセットになった旅行の費用を「パック旅行費」として分けています。
1.1 国内パック旅行費は年2万8487円、外国パック旅行費は年9803円
パック旅行費の年3万8290円のうち、国内パック旅行費は年2万8487円、外国パック旅行費は年9803円です。国内が約74.4%を占めています(割合はLIMO編集部計算)。
宿泊料とパック旅行費を合わせると年7万4284円で、1か月あたりにならすと約6190円になります(LIMO編集部計算)。
1.2 12月の国内パック旅行費は3049円で、8月に次いで多い
家計調査の長期時系列で2025年を月別に見ると、国内パック旅行費は8月の3127円が最も多く、12月の3049円が続きました。最も少ないのは1月の1543円です。
宿泊料は8月の5641円が最も多く、11月の3459円、3月の3244円が続きます。12月は2795円でした。
2. 宿泊料の消費者物価指数、2025年12月は101.4、2026年1月は95.4
消費者物価指数の宿泊料は、2025年の平均を100として、月ごとの価格の動きを表しています。2025年12月の指数は101.4で、2026年1月は95.4に下がりました。
指数は月の平均なので、年末年始の数日だけの価格を表すものではありません。それでも12月より1月が低い動きは、2024年12月の94.6から2025年1月の90.4にかけても同じでした。
2.1 2026年8月の宿泊料は前年同月比1.4%下落、外国パック旅行費は9.7%上昇
総務省統計局が2026年9月18日に公表した2026年8月の消費者物価指数では、宿泊料が106.8で、前年同月より1.4%下がりました。外国パック旅行費は119.2で、9.7%上がっています。
東京都区部の2026年9月(中旬速報値)では、宿泊料が前年同月比4.6%、外国パック旅行費が23.5%の上昇でした。
二人以上の世帯の宿泊料は2025年に年3万5994円で、国内パック旅行費は12月に3049円と8月に次いで多くなりました。宿泊料の物価指数は、2025年12月の101.4から2026年1月に95.4へ下がっています。
年末年始の予約の前に、昨年の旅行で払った宿泊費と交通費を家計簿やカードの利用明細で確かめておくと、今年の予算を立てやすくなります。
ここからは、2026年8月の支出と世帯主の年齢による違い、海外で年末年始を過ごす場合にかかる国際観光旅客税を見ていきます。