12月は、児童手当の支給月です。こども家庭庁が「児童手当制度のご案内」で示しているとおり、児童手当は偶数月に、前月分までの2か月分がまとめて支給されます。

12月の支給日に届くのは、10月・11月分です。年末は冬のボーナスや年末年始の出費も重なり、家計のお金の出入りが大きくなる時期でしょう。児童手当の金額は子どもの年齢や人数で変わるため、わが家の場合を一度計算しておくと、年末からの家計の見通しも立てやすくなるでしょう。

では、12月に届く児童手当は、子どもの人数や年齢によっていくらになるのでしょうか。本記事では、子どもの人数と年齢の組み合わせ別に、12月に届く2か月分の早見表をつくりました。

記事の後半では、令和8年度から医療保険料とあわせて納めている「子ども・子育て支援金」が、冬のボーナスからいくら引かれるのかを試算し、児童手当を受け取っている子どもの数も確かめていきましょう。

1. 【12月の児童手当はいくら?】子どもの人数と年齢別に、10月・11月分の2か月分をみる

まずは、児童手当の金額のしくみから確かめておきましょう。

1.1 児童手当の月額:3歳未満1万5000円、3歳以上高校生年代まで1万円、第3子以降は3万円

児童手当の対象は、0歳から高校生年代まで、つまり18歳に達する日以後の最初の3月31日までの子を育てている人です。一人あたりの月額は、3歳未満なら1万5000円、3歳から高校生年代までは1万円です。第3子以降になると、年齢に関係なく月3万円が支給されます。

「第3子以降」は、児童とその兄姉等を年齢の高い順に並べたときの、3人目以降の子のことです。兄姉等には、親などが経済的な負担をしている、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの子も含まれます。

1.2 【12月に届く2か月分の早見表】子ども1人なら2万円か3万円、3人なら10万円の例も

この金額をもとに、12月に届く2か月分を子どもの人数と年齢別に計算すると、子ども1人の場合は、3歳未満なら3万円、3歳以上高校生年代までなら2万円です。

  • 1人(3歳未満):月額1万5000円、12月に届く2か月分は3万円、1年分は18万円
  • 1人(3歳以上〜高校生年代):月額1万円、12月に届く2か月分は2万円、1年分は12万円
  • 2人(小学生・3歳未満):月額2万5000円、12月に届く2か月分は5万円、1年分は30万円
  • 2人(高校生・中学生):月額2万円、12月に届く2か月分は4万円、1年分は24万円
  • 3人(高校生・中学生・小学生):月額5万円、12月に届く2か月分は10万円、1年分は60万円
  • 3人(小学生・小学生・3歳未満):月額5万円、12月に届く2か月分は10万円、1年分は60万円
  • 3人(大学生・高校生・中学生):月額4万円、12月に届く2か月分は8万円、1年分は48万円(大学生年代の上の子を「第3子以降」の数え方に含める場合)

12月に届く児童手当の早見表(子どもの人数と年齢別)1/2

12月に届く児童手当の早見表(子どもの人数と年齢別)

出所:こども家庭庁「児童手当制度のご案内」をもとにLIMO編集部作成

2人で小学生と3歳未満なら5万円、高校生と中学生なら4万円になります。3人で高校生・中学生・小学生なら、いちばん下の子が第3子として月3万円になるため、2か月分は10万円です。上の子が大学生で、高校生と中学生が手当の対象の場合も、親が大学生の子の世話をし生計費を負担していて、「監護相当・生計費の負担についての確認書」などの書類も出していれば、中学生が第3子となり、2か月分は8万円になります。

12月は、冬のボーナスが入る一方で、年末年始の帰省や行事、来年の進学の準備など、まとまった出費も重なりやすい時期です。児童手当は2か月分がまとめて振り込まれるため、生活費と同じ口座に入ったままだと、ほかの支出にまぎれてしまうこともあるでしょう。子どもの教育費や、来年の入学準備など、使い道をあらかじめ決めておくと、手当を子どものために生かしやすくなると考えられます。1年分で見ると、子ども1人でも12万円から18万円になる計算です。

ここまでをまとめると、12月に届く児童手当は10月・11月分で、子ども1人なら2万円か3万円、3人で第3子がいれば10万円になる例もあります。