ゴツゴツとした亀の甲羅のような見た目から、その名がつけられた塊根植物「亀甲竜(きっこうりゅう)」。かっこよさと愛らしさが共存したユニークな見た目の植物です。
個性的な観葉植物を飾りたいけれど、「どうやって成長していくの?」「値段が高いから、うまく育てられなかったらどうしよう…」と購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。
筆者は最初、比較的安価な小さい苗を購入。4年間じっくり育ててみたところ、最近では少しずつ「亀の甲羅」らしくなり、亀甲竜らしい素敵な個性が見えてきました。
この記事では、筆者が亀甲竜を4年間育てたビフォーアフターや魅力を、実際の写真とともに紹介します。筆者の失敗談も交えた、枯らさず育てるためのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
※生育スピードや育てやすさは、購入時の状態や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
1. 亀甲竜(きっこうりゅう)とは?育ててわかった3つの魅力
南アフリカ原産の亀甲竜(ディオスコレア・エレファンティペス)は、根元にある塊根部が大きく膨らむ「塊根植物」です。実際に育ててみて、筆者がすっかり魅了されてしまったポイントを3つご紹介します。
1.1 ゴツゴツの塊根と「ハート型の葉」のギャップ
亀甲竜の葉1/10
筆者撮影
根元はゴツゴツとして無骨でかっこいいのですが、そこから伸びるツルには可愛らしいハート型の葉をたくさんつけます。この「かっこいい×かわいい」のギャップがたまりません。
1.2 寒い季節が楽しくなる「冬型」の植物
夏の亀甲竜2/10
筆者撮影
観葉植物の多くは冬に成長を止めますが、亀甲竜は秋から春にかけて成長する「冬型」の植物です。他の植物が寂しくなる秋冬に青々とした葉を茂らせてくれるため、寒い季節のガーデニング欲を満たしてくれます。
1.3 「ひび割れ」を育てていく楽しさ
最大の魅力は、成長とともに塊根が少しずつひび割れていくこと。この割れ方は株によって異なり、まさに世界に一つだけの植物を育てているような感覚が味わえます。毎年ひびが深くなっていく姿にわくわくしますよ。
2. 【写真で比較】亀甲竜を4年間育てたビフォーアフター
2.1 購入時:あまりひび割れていない塊根部
購入時の亀甲竜3/10
筆者撮影
4年前の秋に購入した当時の塊根部の写真です。自宅近くのホームセンターで、3号鉢に植えられた苗を1980円で購入しました。まだひび割れは少なく、亀の甲羅のような姿になるのが想像できないくらいの見た目でした。
2.2 1年後:少しずつひび割れ始めた
購入から1年後の亀甲竜4/10
筆者撮影
一度休眠をして葉を出した、購入から1年後の様子です。塊根部が一回り大きくなり、ひびが少しだけ増え、割れ目も深くなりました。
2.3 3年後:ひびが深くなってきました
購入から3年後の亀甲竜5/10
筆者撮影
購入から2年後に4号鉢に植え替え、購入から3年後にはひび割れが深くなり、だんだんと亀甲竜らしい塊根部に。葉もたくさん出て、元気に育ってくれました。
2.4 4年後(現在):「亀の甲羅」に近づいてきました
購入から4年後(現在)の亀甲竜6/10
筆者撮影
そして購入から丸4年が経過した現在の姿です。ひび割れが深くなり、割れ目には地層のような模様も見えます。今年はすでにつるを長く伸ばしていて、たくさんのハート形の葉を楽しめそうです。