海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント@streetdogheroの投稿。
今回は、飼い主が住まいを失ったことで保護団体へ託された15歳の高齢犬が、新たな生活を始めた現在の様子を紹介してくださっています。
執筆時点で約270件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【飼い主が住まいを失い保護された高齢犬】新たな環境で穏やかな生活がスタート
海外のSNSで、複数の持病を抱える15歳の高齢犬「ナナ・リリー」が保護団体へ託された様子が紹介され話題となっています。
ナナ・リリーは、飼い主が住まいを失うことになったため、保護団体へ託されました。安定した生活環境と継続的な医療が必要なナナ・リリーのため、飼い主は苦渋の末にこの決断をしたそうです。
ナナ・リリーは心臓病や気管虚脱、関節炎、慢性的なドライアイを抱え、歯もわずかしか残っていません。さらに、視力と聴力もほとんど失われているほか、X線検査では体内に弾丸が残っていることも判明しました。
2. 【現在の様子】保護団体の医療責任者の自宅で穏やかな日々
現在は保護団体の医療責任者の自宅に迎えられ、必要な医療やケアを受けながら暮らしています。高齢ながら元気で愛情深く、芝生の上を転がったり、温かい毛布でくつろいだりすることが大好きだそうです。
ネット上では、ナナ・リリーを受け入れた保護団体への感謝や、これからもできるだけ長く穏やかに過ごしてほしいと願う声が寄せられました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
さらに、シニア期は歯周病や関節炎、認知機能の低下などにも注意が必要です。歯磨きなどの口腔ケアを続けるほか、滑りにくい床や上り下りしやすい寝床を用意するなど、年齢に合わせて生活環境も整えてあげましょう。夜鳴きや徘徊、性格の変化、トイレの失敗などがみられた場合も、「年だから」と決めつけず、対処法を知るためにもまずは獣医師に相談してみてくださいね。
残された時間の長さだけではなく、一日一日をできるだけ心地よく過ごせるよう支えることも、高齢犬との暮らしでは大切です。愛犬が年齢を重ねても安心して毎日を過ごせるよう、その子の小さな変化に寄り添いながら、今できることを考えてあげたいですね。
4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
小泉 柚乃
