コンビニの棚に並ぶ、「ツナマヨネーズのおにぎり」。日本で暮らす人には見慣れた定番メニューを、「1番日本的なもの」として挙げたのは、日本に住むフランス人男性でした。

@bebechan_franceさんがInstagramで公開したこの動画には、2600件を超えるいいねが集まっています。

1. 【在日フランス人のリピ買い】「毎日のように食べてる」ツナマヨおにぎりは「1番外国人に合う」

「自分として結構日本的な味」1/2

「自分として結構日本的な味」

出所:@bebechan_france

日本に住むフランス人男性が「自分のリピ買いの中で1番日本的なもの」として挙げたのは、「毎日のように食べてる」という「ツナマヨおにぎり」でした。

「フランスにツナマヨの概念はあるんですか?」と聞かれた男性は、少し考えて「う~ん、どうだろう…」「自分として結構日本的な味」と回答。@bebechan_franceさんは「フランスに合うと思う」と話していました。

包装を開けると「海苔のパリパリが残るように」2/2

包装を開けると「海苔のパリパリが残るように」

出所:@bebechan_france

海苔とご飯が別々になった包装には「これは頭いいね」と絶賛。男性は、人生で初めて開けたときは順番がわからず、適当に開けてしまったと振り返ります。

来日したときはめちゃくちゃ食べていたという@bebechan_franceさんは、今回食べてみて「ちょっとだけ重い…」「今は梅干しがぴったり」とも。一方の男性は、ツナマヨは「おにぎりの中で1番外国人に合う」「食べやすい」と話していました。

コメント欄には「魚にマヨネーズっていう発想した人天才ですよね」という声も寄せられていました。

@bebechan_franceさん、ご協力ありがとうございました!

2. ツナマヨおにぎりはいつ生まれた?統計でおにぎりが入る分類は

セブン‐イレブン・ジャパンの公式サイトによると、ツナマヨネーズおにぎりが誕生したのは1983年です。

コンビニエンスストアとしてはセブン‐イレブンが初めて販売し、取引先の商品開発担当者の子どもがご飯にマヨネーズをかけて食べていた光景から、アイデアが生まれたそうです。

なお、経済産業省の商業動態統計では、コンビニのおにぎりは、寿司や弁当とともに「米飯類」として「ファーストフード及び日配食品」に分類されています。

日本に住むフランス人男性たちが、何度も買ってしまうというコンビニのおにぎり。日本のコンビニは、どのくらい利用されているのでしょうか。

3. 2025年のコンビニエンスストア販売額は13兆3212億円、前年に比べ3.4%増加

経済産業省の「商業動態統計速報 2025年12月分」によると、2025年のコンビニエンスストア販売額は13兆3212億円で、前年に比べ3.4%増加しました。2025年12月時点の店舗数は5万6659店です。

経済産業省の「2025年小売業販売を振り返る」では、コンビニエンスストア販売額は「加工食品」「ファーストフード及び日配食品」など全ての項目で増加し、5年連続の増加になったとしています。

背景には、高付加価値商品の展開やクーポン配布をはじめとする販促施策の効果などで、平均客単価が伸びたことなどが考えられるとしています。

おにぎりやお弁当を手軽に買えるコンビニは、私たちの暮らしに欠かせない存在であり続けているようです。

4. 訪日客の買物場所でもコンビニが1位、85.3%が利用

コンビニは、日本を訪れる外国人にとっても身近な存在です。観光庁の「訪日外国人の消費動向 インバウンド消費動向調査結果及び分析 2025年 年次報告書」によると、訪日客の買物場所は「コンビニエンスストア」が85.3%で最も高く、「百貨店・デパート」(59.4%)、「ドラッグストア」(59.2%)が続きました。

旅行や暮らしの中で、外国の人が最初に日本の食に触れる場所の一つが、私たちも毎日のように利用するコンビニなのかもしれません。

動画でも、ツナマヨおにぎりは「おにぎり初心者に優しい」「長く住んでもリピートされる」と話題になっていました。身近なコンビニの棚に並ぶ一品が、日本の味を知る入り口になっているようです。

5. コンビニの販売額、よくある疑問

Q. 「コンビニエンスストア販売額」には、何が含まれる?

A. 経済産業省の資料によると、コンビニエンスストア販売額は、商品販売額とサービス売上高の合計です。サービス売上高には、電力料金やガス料金、電話料金、水道料金など、公共料金等の収納代行による売上高は含まれません。

Q. コンビニの販売額は、どんな商品に分かれている?

A. 経済産業省の商業動態統計では、「ファーストフード及び日配食品」「加工食品」「非食品」の商品販売額と、「サービス売上高」に分けて集計しています。おにぎりや弁当、総菜、パンなどは「ファーストフード及び日配食品」、菓子類やソフトドリンク、冷凍食品などは「加工食品」に含まれます。

6. 著者からの一言コメント

小野 温子
「日本的な味」としてツナマヨおにぎりを挙げる意外さと、みんなで食べながら語り合う楽しい雰囲気が印象的な動画でした。私たちには当たり前のコンビニのおにぎりが、外国の人にとっては日本の食に触れる入り口になっていると思うと、いつもの棚の見え方も少し変わりそうです。

参考資料

小野 温子