鮭が甘塩ではなかったと気づいた日の男子高校生弁当が、Instagramに投稿されています。
動画を投稿したのは、4人の子のママで、今年から高校1年生になった息子さんにお弁当を作る@mai_4kids_obentoさん。
そこで、LIMO編集部は@mai_4kids_obentoさんに許可をいただき、気になる本投稿のポイントをご紹介!
また記事中では、買ってきた惣菜やお弁当が計上される、家計の「調理食品」も解説します。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「卵2つ分」の卵焼きを手前に、葉っぱの上には大きな焼き鮭
まずは「おはようございます」のあいさつから。
銀色のお弁当箱の奥半分には白いご飯が詰められ、その上を大きな葉っぱが覆っていきます。
空いている手前側の右端には、こんがりとした卵焼きがひと切れずつ加わっていきます。
続いて「焼さけ」のテロップとともに、はしで運ばれてきたのは、皮にしっかり焼き色のついた大きな切り身です。
鮭は葉っぱの上に斜めにのせられ、お弁当箱の主役の座に収まりました。
左手前には紙のカップに入った「人参と卵」、その奥には「ナスの照り焼き」が並び、オレンジと黄色、つやのある紫が加わります。
2. 梅きゅうは「もっと」の声でたっぷりと。さつまいもの甘露煮とピオーネも仲間入り
卵焼きの奥のすき間にカップが置かれ、「梅きゅう」が入ります。
テロップは「もうちょい追加」と続き、きゅうりがさらに盛られていきます。
仕上げに「梅も追加」で、梅がのせられました。
鮭の横には「さつまいもの甘露煮」が2切れ並び、緑のピックを刺したミニトマトが添えられます。おみそ汁は紺色のジャーで。みそを溶かすスプーンの動きに合わせて、「ぐるぐるぐるぐる」の文字が重なります。
食後用のピオーネはピンクの容器へ。おかずを詰め終えたお弁当は、抗菌シートをかぶせてふたを閉めます。
「保温バッグに詰めます」のテロップのあと、お弁当箱に続いておみそ汁のジャー、保冷剤、おはし、お手ふきがバッグに収まります。
最後に添えられた言葉は「今日も美味しく食べられますように!」。
大きな焼き鮭を中心に、色とりどりのおかずがすき間なく詰まった一箱です。
完成写真には、焼き鮭に「シンプルだけどやっぱり定番のおいしさ」、さつまいもの甘露煮に「季節の楽しみ」という言葉が添えられています。
@mai_4kids_obentoさん、掲載のご許可をありがとうございました。
3. 「甘塩」の鮭と「生」の鮭、どう見分ける?
スーパーに並ぶ鮭の切り身には、あらかじめ塩をしてある「甘塩」「辛口」などのものと、塩をしていない「生」のものがあります。
並べると見た目はよく似ていますが、生の切り身をそのまま焼くと、塩気のない仕上がりになります。
買うときは、パッケージの「甘塩」「生」といった表示を確かめておくと安心です。
生の切り身を使う日は、焼く前に両面へ軽く塩を振っておけば、ご飯の進む焼き鮭に仕上がります。
お弁当はもちろん、朝ごはんの焼き魚にも役立つ見分け方です。
キャプションには「ごめんすぎる」のあとに、「塩振って焼いたのでとても美味しかったそうです」とつづられていて、読んでいるこちらもほっとします。
梅きゅうも「もっと」の声を受けて、たっぷり盛られていました。
食べる人の声を聞いて、味も量も整えていく。そんなふうに声が行き交うお弁当は、すてきですね。
4. 手作りの鮭弁当は、調理食品の「1万3580円」には入らない
塩加減ひとつまで、食べる人の声に合わせて変えられるのが家で作るお弁当です。
家計の統計では、そうしたお弁当と買ってきたお弁当は、別々の場所に数えられています。
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯が1か月に調理食品へ使う金額は「1万3580円」で、前年から名目4.5%増えています。
調理食品に計上されるのは、買ってきた惣菜やお弁当です。
家で作ったお弁当は、お米や魚、野菜といった素材の費目に分かれて数えられます。
キャプションによれば塩を振って焼いたという鮭も、統計の上では魚の代金の一部として数えられます。
ひと言を受け止めて味を整えた朝の手間は、「1万3580円」のどこにも書き込まれていません。
ちなみに、食料を含む10の費目を合わせた二人以上の世帯の消費支出は、1か月「31万4001円」で、前年から名目4.6%増えています。
一つは、「1万3580円」は購入した惣菜・弁当の金額で、外食は別の費目として数えられている点です。
もう一つは、「31万4001円」は10の費目の合計で、食料だけにかかった金額ではない点です。
「塩振って欲しい」のひと言に、塩をきかせた焼き鮭で応える。お弁当箱をはさんだ親子のやりとりに、心がほっと温まります。
※当記事は、話題となった情報をお伝えすることを目的としています。調理の際は衛生面に注意し、十分に加熱してから召し上がってください。
※本サイトは当記事内で扱う投稿において、調理や飲食による事故や損害を補償いたしません。
参考資料
小野 温子
