準夜勤終わりのスーパーの話から始まるお弁当動画が、TikTokで関心を集めています。
動画を投稿したのは、宮城から3交代勤務の日常とお弁当を発信している看護師の@youduyuduponnさん。
投稿された動画の表示回数は、執筆時点で5400回を超えています。
そこで、LIMO編集部は@youduyuduponnさんに許可をいただき、気になる本投稿のポイントをご紹介。
また記事中では、食費の重さを表す「エンゲル係数」も解説します。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
1. 「お肉たちが安くなっていなかった」日は、ひき肉でミートボールを
準夜勤の終わりにスーパーへ寄ったという@youduyuduponnさん。
車のメーターを映した場面には、「夜中2時」の文字が重なります。
「どれ、、、弁当作るか」のテロップのあと、台所に卵やえのき、ひき肉などが並びました。
仕切りのあるフライパンでは、ベーコンを巻いたえのきとしらす入りの卵が同時に焼かれ、「えのきベーコン」「しらすのだし巻き卵」のテロップが添えられます。
えのきベーコンが焼き上がると、空いた区画にはアスパラと赤ウインナーが加わり、黄緑と赤が並んでいきます。
続いて「安売りお肉に出会えなかったから」のテロップとともに、主役の「ひき肉で簡単ミートボール」作りが始まります。
丸めたひき肉が次々とフライパンに並び、ふたをして焼いたあと、ケチャップとソースがからめられていきます。
焼き上がったミートボールには、「上出来」の一言が添えられました。
2. 「つめるわよ」の合図で、ミートボールがお弁当箱の真ん中へ
楕円形のお弁当箱には、ご飯と緑のバランが先に入れられています。
ミートボールが詰められていくあいだ、画面には「TikTok音源に」「光GENJIが公式で登場」「そりゃぁ使っちゃうよね」とテロップが続きます。
アスパラやえのきベーコン、だし巻き卵が加わり、すき間が少しずつ埋まっていきます。
赤ウインナーが添えられ、ご飯にふりかけがかかるころ、テロップは「単純に嬉しい」と締めくくられます。
プロフィールで「心の癒し」の一つに光GENJIを挙げている@youduyuduponnさんのうれしさが伝わってくる場面です。
こうして仕上がったのが、奥にふりかけをのせたご飯、真ん中にミートボール、手前にだし巻き卵やアスパラ、赤ウインナーが並ぶ一段です。
キャプションには「光GENJIサブスク解禁の影響がTikTokにまで及んでる」「ただただ嬉しい」とつづられています。
@youduyuduponnさん、掲載のご許可をありがとうございました。
3. おかずを何品も焼くなら、仕切りのあるフライパンが便利
お弁当のおかずは、少しずつ何品も用意することが多いものです。
一品ごとにフライパンを洗って焼き直すと、時間も洗い物も増えてしまいますよね。
そこで、今回の動画のように仕切りのあるフライパンを使うと、えのきベーコンとだし巻き卵のような別々のおかずを一度に焼けます。
片方が焼き上がったら、空いた区画で次の一品を焼き始められるのも便利です。お弁当はもちろん、朝ごはんの目玉焼きとウインナーを一緒に焼くときにも使えそうです。
安売りのお肉がなかった日も、ひき肉を丸めて照りよく仕上げ、「上出来」と添えるところが頼もしいですね。
詰めている間は、好きなアーティストの話題でテロップがどんどんにぎやかになっていきます。
お弁当作りの時間に推し活の楽しみが重なったら、仕事終わりの疲れも少し軽くなりそうですね。
4. 安売りのお肉に出会えなかった夜と、エンゲル係数「28.6%」
「お肉たちが安くなっていなかった」というひと言は、食費のやりくりを考える多くの家庭にも重なりそうです。
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年(令和7年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯の消費支出のうち食料費が占める割合、エンゲル係数は「28.6%」。
前年より0.3ポイント上昇し、1981年以来44年ぶりの高水準です。
ただ、この割合には、その日の売り場を見て献立を決める台所での工夫までは表れません。
「上出来」と添えられたミートボールは、そうした日々の工夫が形になった一品なのでしょう。
ちなみに、二人以上の世帯が1か月に穀類へ使う金額は「8808円」で、前年から名目18.7%増えています。
コメ価格の上昇が背景にあり、お弁当箱に詰められたご飯も、この費目に含まれます。
一つは、エンゲル係数は食料費を消費支出で割った値のため、食料費が変わらなくても、ほかの支出が減れば上がる点です。
もう一つは、穀類の18.7%は物価の変動を除かない名目の伸びで、買った量が増えたことを示すわけではない点です。
推し活の楽しさと一緒に仕上がったお弁当は、食べる時間まで明るくしてくれそうですね。
※当記事は、話題となった情報をお伝えすることを目的としています。調理の際は衛生面に注意し、十分に加熱してから召し上がってください。
※本サイトは当記事内で扱う投稿において、調理や飲食による事故や損害を補償いたしません。
参考資料
小野 温子
