海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、動物レスキューの様子を伝えているThe MohoさんのYouTubeアカウント@TheMohoの投稿。

両後ろ足を骨折した犬を保護し、見違えるように回復して幸せをつかむ姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で2万回再生、約1700件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【4日間放置されていた犬】「ルンバ」を保護

枯れ草の上で横たわる姿から治療を受けるまでのルンバ1/2

枯れ草の上で横たわる姿から治療を受けるまでのルンバ

出所:@TheMoho

海外のSNSで、両後ろ足を骨折した犬の救出劇が話題を呼んでいます。救出された犬の名前は「ルンバ」。

ルンバは骨折して動けない状態のまま、4日間ものあいだ放置されていました。

保護団体に救助に駆け付けた時、傷口はすでに腐り始めていて、ひどい悪臭を放っていたそうです。

病院に搬送されたルンバを検査した結果、骨折だけでなく脱臼や貧血まで起こしていることが判明しました。

2. 【3度の手術を経て】幸せをつかんだ「ルンバ」

里親のもとで元気に過ごすルンバ2/2

里親のもとで元気に過ごすルンバ

出所:@TheMoho

3度にわたる手術とリハビリを経て、ルンバは見違えるように回復しました。

さらに幸運なことに、ルンバを家族に迎えたいという人があらわれたのです。現在は里親のもとで、幸せに暮らしています。

ネット上では、過酷な状況を乗り越え、幸せをつかんだルンバを祝福するコメントが多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
両後ろ足を骨折して身動きが取れないまま、4日間も放置されていたルンバの苦しみを思うと心が痛みました。

日本で保護犬を家族として迎えたい場合、主に各自治体の動物愛護センターや保健所、民間の保護団体が主な窓口となります。センターや団体が定期的に開催する譲渡会へ足を運んだり、里親募集のマッチングサイトを活用して希望する犬を探したりするのが一般的です。また、最近では保護犬と触れ合いながら相性を確認できる保護犬カフェも増えてきました。譲渡に際しては、単に引き取るだけでなく、飼育環境の確認や家族全員の同意、脱走防止対策、一定期間のトライアル飼育といった厳格な審査が行われます。犬が二度と辛い思いをしないためにも、一生面倒を見るという覚悟と準備が不可欠です。

過酷な試練を乗り越え、温かな家庭へ迎えられたルンバ。これからは痛みのない安全な場所で、たくさんの愛情に包まれて穏やかに暮らせますように。

4. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう

過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。

一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。

私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。

(中略)

そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%
令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

森川 ちづる