京都府の駅で発見された、思わず見入ってしまう不思議な案内表示が、X上で話題になっています。

投稿したのは、@freak575さんです。

当ポストには執筆時点で31万6000件を超えて表示されており、「昔の日本かな」「トラックの右側かいな」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@freak575さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 右から読むと普通なのに…暗号のような駅の案内表示が話題

一瞬困惑する張り紙1/5

一瞬困惑する張り紙

出所:@freak575

「すまし車停に駅荷稲が車電のてべす!」そんなコメントとともに投稿されたのは1枚の写真。

そこに写っていたのは、駅の壁に掲示された案内表示でした。

右から順番に読めば、電車の停車駅を知らせる普通の案内文。しかし、左から読んでみると「すまし車停に駅荷稲が車電のてべす」という、まるで暗号のような文章になってしまいます。

意味がわかりそうでわからない、不思議な言葉の並びに思わず笑ってしまいますね。

撮影場所は、京都府にある稲荷駅。@freak575さんは、乗り換えのために訪れた際、この案内表示を見つけたのだそう。

「なんとなく左から読んだらカオスだったので投稿してみました」と、投稿のきっかけを教えてくれました。

そんな駅で偶然見つけたユニークな案内表示は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「昭和初期か??(笑)」独特な案内表示にツッコミ続出

@freak575さんが別の場所で見つけた張り紙2/5

@freak575さんが別の場所で見つけた張り紙

出所:@freak575

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「昭和初期か??(笑)」
  • 「流石にもっといい貼り方があったのではないか」
  • 「今日一番笑ったわ」
  • 「この場所見覚えでしかないwww毎日見てるww」

など、昭和初期など昔の日本を思い浮かべる方から、思わず笑ってしまう方など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「同じように面白がってくれる人が多くてうれしかったです」と振り返る投稿主さん。

もしどこかで同じような張り紙に出会ったら、一瞬戸惑いつつも、笑ってしまうかもしれませんね。

3. 昔の日本語は右から左?文字の読み方が変わった理由とは

今回の投稿には「昭和初期か??(笑)」というコメントも寄せられました。実は、昔の日本では、現在とは異なる方向に文字を並べた看板や広告などが見られました。

国立国会図書館によると、特に戦前には、右から左へ読む「右横書き」が多く使われていたそうです。明治時代には、鉄道の切符や紙幣など、横長の紙に文字を書く際にも右横書きが採用されていました。

その背景には、日本語の伝統的な書き方である「縦書き」が関係しています。日本語の縦書きは、上から下へ文字を書き、行を右から左へ進めます。こうした従来の書き方に合わせて、横書きでも右から読み始める方法が採用された例があります。

ただし、当時から左横書きも存在しており、数学書などでは左から右への表記が使われていました。その後、戦後になると左横書きが広まり、1949年には公用文についても、なるべく左横書きにする方針が示されました。

今回の稲荷駅の案内表示が、昔の表記を意識したものかどうかはわかりませんが、文字の並び方ひとつにも、日本語の歴史が感じられますね。

4. 著者からの一言コメント

八重樫 友美
読む方向を変えるだけで、こんなに不思議な文章になるとは思いませんでした!思わず声に出して読んでみたくなりますね。普段なら何気なく通り過ぎてしまいそうな案内表示ですが、投稿主さんのユニークな着眼点によって、思いがけない笑いが生まれたのが素敵です。私も日常のちょっとした出来事を、こんなふうに楽しめたらいいなと思いました。

5. 京都府の2025年の観光消費額について紹介

ここからは、記事の話題にちなんで京都府の観光消費額についてご紹介します。

観光消費額とは、旅行者が旅行先で使うお金の合計額のことです。宿泊費、飲食費、交通費、お土産代、娯楽費などが含まれ、その地域の経済効果を示す重要な指標となります。

京都府の公式サイトに掲載されている「令和7年(2025年)京都府観光入込客等調査報告書」によると、2025年の京都府の観光消費額は、「2兆2559億円」(対前年比111%)という結果になりました。また、京都市を除く府域では2086億円(対前年比138%)となっています。

令和7年は、これまでからの観光誘客促進の取組や、府市連携の「まるっと京都」の取り組み等により、観光入込客数、観光消費額ともに過去最高となったそうです。

今回はXで話題になっている「一瞬戸惑う駅の案内表示」をご紹介しました。

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参考資料

八重樫 友美