まさか、こんなことになるとは…!干し椎茸のような塊を磨いた結果が、Xで話題になっています。

投稿したのは、@SGPIWRrxdyAwuSBさんです。

当ポストには執筆時点で6万件を超えて表示されており、「神秘的だ」「宇宙みたい」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@SGPIWRrxdyAwuSBさんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. 干し椎茸のような塊を磨いた結果が話題

干し椎茸に見える塊を磨くと?1/2

干し椎茸に見える塊を磨くと?

出所:@SGPIWRrxdyAwuSB

「(前略)これを磨くとこう」そんなコメントとともに投稿されたのは4枚の写真。

そこに写っていたのは、干し椎茸のように見えるゴツゴツとした塊でした。

一見すると、なんの変哲もない塊に見えますが…磨くことによって予想外の変化を遂げたようです。

一体、どうなったのでしょうか?

2. 「神秘的だ」「宇宙みたい」などの反響続出

思わず見入ってしまうほどの美しさです!2/2

思わず見入ってしまうほどの美しさです!

出所:@SGPIWRrxdyAwuSB

塊を磨いた結果、美しい琥珀が出現しました!

投稿主さんに琥珀を見つけた場所を聞くと「この琥珀は、岩手県久慈市にて発掘したものになります」とのこと。

続けて「磨きは、主に耐水研磨紙を使用しています。琥珀は柔らかいので、手磨きで充分綺麗にすることができます。仕上げに研磨剤で艶を出します」と、磨き方についても教えてくれました。

干し椎茸のような塊から美しい琥珀になるとは、大きな変化ですね。

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「干し椎茸を磨くと、マグマみたいな琥珀になるなんて凄い」
  • 「神秘的だ」
  • 「宇宙みたい」
  • 「秋の夕暮れのように見えます」

など、まさかの変化に驚く人から、美しい琥珀を称賛する人など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「まず驚きました。過去にもいくつか琥珀を投稿していたのですが、ここまで注目されることはなかったもので…」と振り返る投稿主さん。

続けて「今回記事にしていただくことで、久慈の琥珀の魅力がより多くの人に届くことを願います!」と話してくれました。

3. 知らない人も多い?岩手県久慈市は琥珀の産地

そもそも琥珀とは、地上に生えていた樹木の樹脂が土砂などに埋まって化石化したもの。

琥珀のような植物に由来する宝石は珍しいそうです。

今回、投稿主さんが琥珀を発掘した岩手県久慈市は、国内最大級の琥珀の産地として知られています。

久慈市によると、久慈地方の琥珀は、なんと恐竜が地上にいた中生代白亜紀後期、約8500万~9000万年前のものなのだそう!

宝飾品などに利用される琥珀としては、世界で最も古い年代とされています。

久慈市には、琥珀に関する知識を深められる「久慈琥珀博物館」があります。

琥珀の原石や珍しい琥珀、虫入りの琥珀など、好奇心をくすぐるバラエティ豊かな資料を多数展示しているそうです。

琥珀製品即売店や工房、見学用坑道跡などもあるため、敷地内をゆっくりめぐりながら楽しんでみてはいかがでしょうか。

4. 【編集担当から】1500円で白亜紀の地層を掘る、という値付け

中沢 新
久慈では、一般の人が琥珀を掘れる体験も用意されています。久慈琥珀の総合サイトによると、屋外の採掘場で行う琥珀採掘体験は60分で、料金は高校生以上1500円、小中学生1000円です。博物館の入館料(高校生以上500円)とは別建ての料金になっています。

掘り出した琥珀は原則として持ち帰れますが、虫入りの琥珀や琥珀以外の化石、300g以上の琥珀は研究資料として預けることになっています。見つけたものがすべて手元に残るわけではないという決まりも、学術的な価値をもつ地層ならではといえそうです。

体験料だけを見れば1回1500円ですが、何が出てくるかは掘ってみるまで分かりません。支払う金額が先に決まっていて、手に入るものが後から決まるという点で、少し珍しいお金の使い方のようにも思います。結果が見えない分、掘っている時間そのものを楽しむ方もいるのかもしれません。

5. 著者からの一言コメント

渋澤 コン
琥珀を磨く前と磨いた後のビフォーアフターに大きな違いがあり、目を見張りました!

磨く前の状態だと、琥珀に気付かず見過ごしてしまいそうですね。

また、何千万年もの時間を経て発掘されたというところに歴史ロマンを感じました。

岩手県久慈市を訪れる機会があったら、ぜひ琥珀に注目したいと思います。

6. 趣味、習い事にいくら使う?2025年の二人以上の世帯における教養娯楽費

ここからは記事の話題にちなんで二人以上の世帯における教養娯楽費についてご紹介します。

教養娯楽費とは、教養、娯楽、趣味全般にかかる費用のことです。具体的には、書籍や新聞、映画、音楽、旅行などの趣味、習い事などにかけるお金を指します。

総務省統計局が発表している「家計調査報告-2025年(令和7年)12月分及び2025年平均-」によると、二人以上の世帯における2025年の教養娯楽費は、1世帯当たり1カ月平均「3万2125円」で、前年比で名目6.2%の増加、実質3.7%の増加という結果になりました。

名目は実際に支払った金額の増減、実質は物価の変動による影響を除いた増減を示します。教養娯楽費は、物価の上昇分を差し引いても3.7%増えており、2年ぶりの実質増加となりました。

7. 教養娯楽費には表れない「磨く時間」

中沢 新
2025年の教養娯楽費3万2125円は、消費支出31万4001円の約1割にあたります。消費支出全体の実質増減率への寄与度は0.38ポイントで、10の費目のなかでは交通・通信に次ぐ大きさでした。

ただ、家計調査が数えているのは、お金を払った支出です。体験料や道具代は記録されても、掘り出した塊を手で磨き続ける時間や、磨き上がったときの楽しさまでは数字に現れません。家計簿に残るのは、研磨紙や研磨剤を買った金額だけということもありそうです。今回の投稿のように、支出はそれほど大きくなくても時間をかけて楽しむ趣味は、統計の上では実際より小さく見えているのかもしれません。

もっとも私の場合、山には登らないのに登山グッズのスペックを見比べてしまう性分なので、琥珀を掘りに行く前に、研磨紙の番手を比べるところで満足してしまいそうです。

今回はXで話題になっている「干し椎茸のような塊を磨いた結果」をご紹介しました。

参考資料

渋澤 コン