70歳のマダムの日常を発信する@botan_omotesando_lifeさんが投稿した「華やかコーデ」がインスタグラムで注目を集めています。

投稿は執筆時点で331の「いいね」が寄せられるなど話題となっています。

そこで、LIMO編集部は@botan_omotesando_lifeさんに許可をいただき、ファッションの注目ポイントやSNSでの反響をご紹介!

また記事中では、「65歳以上の無職世帯の家計収支」についても解説します。

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

1. パープルとピンクで楽しむイベントスタイル

パープルのジャケットにピンクのロングスカートを合わせたコーデ1/2

パープルのジャケットにピンクのロングスカートを合わせたコーデ

出所:@botan_omotesando_life

鮮やかなパープルのジャケットが目を引くコーデ。

インナーにはヒョウ柄を取り入れ、首元からちらりとのぞかせています。

ボトムスは、ボリュームのあるピンクのロングスカート。

裾を片側だけ持ち上げ、パープルのタイツを見せたアレンジがユニークですね。

ヒョウ柄のバッグを合わせたイベントスタイル2/2

ヒョウ柄のバッグを合わせたイベントスタイル

出所:@botan_omotesando_life

バッグにもヒョウ柄を選び、インナーとリンクさせています。

足元はブラウンのブーツで大人っぽい雰囲気に。

特別なお出かけの日だからこそ楽しみたい、華やかなイベントスタイルです。

コメント欄では、

  • 「うわぁ〜素敵」
  • 「カッコイイ〜素晴らしい〜」
  • 「パープルタイツを履いてのピンクのスカートが可愛いです」

などの声がありましたよ。

@botan_omotesando_lifeさん、ご協力ありがとうございました!

2. 著者からの一言コメント

Mayumi Suto
ご友人とヒルトン東京の秋のスイーツビュッフェ「マリー・アントワネット La Finale」へやってきた@botan_omotesando_lifeさん。せっかくなら服まで楽しもうと、事前に「ピンク×ヒョウ柄」のドレスコードを決めたそうです。さらに、今年のテーマカラーにしているパープルを取り入れて、自分らしい華やかなコーディネートに仕上げています。

今回のコーディネートでとくに印象的だったのが、ふんわりとしたピンクのロングスカートの裾を片側だけ持ち上げ、パープルのタイツを見せているところ。きれいに着るだけではなく、少し崩して遊んでいるからこそ@botan_omotesando_lifeさんらしい個性が出ています。インナーとバッグにドレスコードのヒョウ柄を取り入れて、遊び心を加えているのもポイントです。

普段ここまで華やかな服を着ない人でも、特別な日は友人とテーマを決めてみると、いつもより大胆なおしゃれに挑戦しやすそうです。予定に合わせて「今日はどう遊ぼう」と考えるのも、大人のおしゃれの楽しみ方ですね。

3. おしゃれを楽しむ余裕はある?65歳以上の貯蓄と家計のリアル

いくつになってもおしゃれを楽しむには、日々の家計に無理のない余裕があることが前提になります。

その目安となるのが老後の貯蓄額や年金収入です。

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)」によると、2025年平均で、世帯主が65歳以上の無職世帯(二人以上の世帯)の「平均貯蓄額は2494万円」です。ただし、これはあくまで無職世帯に限った数字です。

有職世帯を含めた65歳以上世帯全体で見ると、状況は少し異なります。

世帯主が65歳以上の二人以上の世帯(有職世帯を含む)では、平均貯蓄額は2564万円です。一方で、貯蓄現在高が「0」の世帯を除いた中央値は1777万円となり、平均値とは約790万円の開きがあります。

貯蓄額の分布を見ると、2500万円以上の世帯が36.3%を占める一方で、300万円未満の世帯も14.9%あります。貯蓄額の多い一部の世帯が、平均値を押し上げている面があるといえそうです。

【最新データ】老後の「ふつう」が分かる!65歳以上の平均貯蓄額と年金月額は?老後夫婦のリアルな生活費と家計収支を解説
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4. 統計の「被服費」だけでは見えないおしゃれのお金

中沢 新
家計調査で65歳以上の夫婦のみの無職世帯の支出をみると、「被服及び履物」は月5354円で、消費支出全体の2.0%です。年間にすると6万4000円ほどで、1か月の被服費として見ると決して大きな金額ではありません。

一方で、同じ世帯の「交際費」は月2万3257円と、被服費の4倍を超えています。今回の投稿のように友人との予定に合わせて服を選ぶ場合、服の代金は被服費に、出かけた先での自分の飲食代は食料の外食に、と家計調査では別々の費目に計上されます。

統計の上では別々の項目でも、実際には「誰と、どこへ出かけるか」とひと続きになっているのが、おしゃれの支出なのかもしれません。統計に出てくるのは支払った金額だけで、テーマを決めて準備する時間の楽しさまでは数字に現れません。服の値段だけでなく、出かける機会まで含めて考えると、被服費の数字も少し違って見えてきそうです。

「中央値は1777万円」にとどまり、平均値ほどの余裕がない世帯も少なくないのが実情です。

年金は、厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金(国民年金部分を含む)の平均月額が「15万289円」、国民年金が「5万9310円」です。

また、総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2025年平均」によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、実収入25万4395円に対し、消費支出と非消費支出(税金・社会保険料)の合計が29万6829円となり、毎月の収支は「4万2434円の不足」となっています。

無理のない範囲でおしゃれを楽しみ続けるためにも、一度自分の家計と照らし合わせて確認しておいてもよいかもしれませんね。

5. 【編集担当から】「毎月4万2000円の不足」を自分の数字に置き換えるには

中沢 新
65歳以上の夫婦のみの無職世帯では、消費支出が可処分所得を上回り、平均消費性向は119.2%です。手取りの収入に対して、2割ほど多く使っている計算になります。毎月の不足分を年間に直すと、約50万9000円です。

ただ、この不足額は平均的な世帯の姿です。持ち家かどうか、年金の加入歴、住んでいる地域によって、実際の差額は大きく変わります。

貯蓄の数字も、どの世帯を集計したものかで意味が変わってきます。2494万円は世帯主が65歳以上の無職世帯の平均、1777万円は有職世帯も含めた65歳以上の世帯のうち、貯蓄のある世帯の中央値です。集計の対象も計算の方法も違うため、同じ物差しで並べられる数字ではありません。

ねんきん定期便などでご自身の年金見込み額を確かめ、毎月の支出と並べて差額がいくらになりそうかを一度書き出してみると、おしゃれや外出に回せる金額も考えやすくなるように思います。

参考資料

Mayumi Suto