春に咲く花の種まきは、実は10月が最後のチャンス。その理由は、発芽適温の15〜20℃を下回ると、とたんに芽が出にくくなるからです。
逆に言えば、適温の今は屋外でも発芽しやすい時期。ネモフィラ、ワスレナグサ、ビオラのブルーなら、今まいて春に満開のブルーの花を楽しめます。
この記事では、私が実際に育てている花の写真と園芸歴25年の経験談をあわせて紹介しますね。
1. 発芽させるポイントは適温を知ること
秋になると種がたくさん販売されますが、発芽適温をしっかり確認しておかないと、失敗しやすくなってしまいます。
発芽適温とは、発芽に適した温度のこと。種のまわりの温度をさすため、気温ではなく地温(土の中の温度)を確認することが大切です。
秋にまく花の種の多くは、発芽適温15〜20℃です。
地域にもよりますが、10月の今が、まさにその適温の時期。ただし、最低気温が15℃を下回るなど、低くなってしまう日は、夜間だけ室内に取り込んであげるのがおすすめです。
2. 遅くなるほど発芽しなくなる?【春の花】の種まき
128粒植えられるセルトレーに一粒ずつ撒くのが経験上一番!発芽も、その後の成長も抜群1/12
著者撮影
春に咲く花の種は、発芽のためには15℃以上が適温と言うものが多く、それ以下の温度になると極端に発芽率が悪くなります。
気候が発芽適温の範囲のうちに種をまくのがベストです。私の住む関西地域では、この記事を執筆している10月がちょうど最後のタイミングかなと思います。
3. 今が種まきのタイミング!春に咲く〈おすすめのブルーの花〉3選
続けて、今がまき時の「春に咲くブルーの花」3選を紹介しますね。
4. 【ネモフィラ】種から育てやすい!淡いブルーが美しい
春のブルーといえばネモフィラ種まきから簡単に育てられます2/12
著者撮影
ネモフィラは種まきから比較的簡単に育てることができるおすすめの植物のひとつです。今、種まきをすれば、春にはブルーの素敵な花を咲かせてくれます。
発芽適温は15〜20℃なので、10月の間にタネをまいておきましょう。
※参考価格:200〜400円前後(小袋)
5. ブルーの可愛い小花がいっぱいに!【ワスレナグサ】
ブルーが素敵なワスレナグサ3/12
著者撮影
ワスレナグサは、タネから育てるなら、まさに今がベストタイミング。品種によってはこぼれダネでも簡単に育ちます。
春にはとても素敵なブルーの花を咲かせてくれますし、種も入手しやすい価格ですので、個人的にもおすすめの植物です。
小さな花が可愛らしいワスレナグサ。ミオソティス ミオマルクPW4/12
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苗から育てるなら、ワスレナグサの中でも大きめの花が素敵な「ミオソティス ミオマルク」(PW)もおすすめですよ。
※参考価格:200〜300円前後(ワスレナグサの種、小袋)
※参考価格:600円前後(ミオソティス ミオマルク、9cmポット苗)
5.1 【ビオラ ヘブンリーブルー】ブルーのビオラならコレ!
タキイ種苗ヘブンリーブルーが有名です5/12
著者撮影
ビオラは、冬から花を咲かせたいなら8月後半〜9月上旬にまく必要がありますが、10月の今からでも種まきできますよ。私の経験では、屋外に置いて置いた場合でも、種まきから1週間ほどあれば発芽してくると思います。
中でもおすすめなのが、タキイ種苗の「ビオラ・F1ビビ ヘブンリーブルー」。澄んだブルーの花を咲かせてくれます。
ただし、10月の今から種まきする場合、冬の間は花が咲きません。咲きだすのは2月後半からと思っておいてくださいね。
※参考価格:300円前後(小袋)
6. 春の花の種まき、発芽後のお手入れのコツ
セルトレー種まきに最適で安いです6/12
著者撮影愛用中
今回紹介した3つの花すべてに言えることですが、たくさん育てたい場合は、最初はセルトレーという小さな容器にまいて、発芽を促すのがおすすめです。土は肥料が入っていない、市販の種まき用土が便利です。
発芽後、本葉が2〜4枚になったら、いったん3号のポットに植え替えます。この作業は実はとても大事で、サボると花の成長が悪くなります。
ネモフィラは根が傷つくのを嫌うので、ポットに移すときは根鉢を崩さないようにしましょう。
ポットに植え替えたら成長が一気に加速7/12
著者撮影
ポット上げといいますが、簡単に言えば、発芽した苗を3号くらいのポットに植え替えるだけ。これで成長が加速していきます。
このひと手間をせずに定植してしまうと、花の育ちがいまいちになりやすいです。
7. まとめ
10月種まき、春に満開のネモフィラ8/12
著者撮影
今回は、今が種のまきどきのブルーの花、ネモフィラ、ワスレナグサ、ビオラを紹介しました。
地域にもよりますが、発芽に適した気候の時期なら、屋外でも種まきして発芽させやすいのでおすすめです。
今からまくと冬には咲きませんが、春には満開のブルーの花が楽しめると思います。セルトレーと3号ポットを用意して、10月のうちにまいてみてくださいね。
8. 【mappysgarden】のひと言コメント:種から育てると安くたくさんの花を楽しめます!
3種の中でも、ブルーの美しさで選ぶなら「ビオラ・F1ビビ ヘブンリーブルー」がおすすめです。冬は咲きませんが、2月後半から咲きだす澄んだブルーは、春の花壇の主役になってくれますよ。
また、種から育てると、たくさんの花を安く楽しむこともできます。節約してガーデニングを楽しみたい方は、一度検討してみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点(2026年10月8日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
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参考資料
mappysgarden




