海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で保護動物の様子を紹介しているアカウント@homeless81のTikTokの投稿。

道端に取り残されていた犬が、シェルターでボランティアに見つかって体を洗われ、食事や水を与えられながら回復し、80日目に新しい家族に迎えられるまでの様子が、字幕つきの動画で紹介されています。

執筆時点で632回再生、約132件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬を家族として迎える際に知っておきたい生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【道端に取り残された犬】首まわりの跡と長く伸びた爪を抱えて

濡れた体をピンクのタオルに包まれ、こちらを見つめる子犬の様子1/7

濡れた体をピンクのタオルに包まれ、こちらを見つめる子犬の様子

出所:@homeless81

動画には、濡れた体をピンクのタオルに包まれ、こちらをじっと見つめる子犬の姿が映し出される場面があります。投稿の動画は、字幕で「イスムは、これまで一度も愛を知らなかった犬でした」と語られる場面から始まります。字幕によると、イスムは道端で自力で生きるしかない状況に置かれていたといいます。首のまわりの跡や、長く伸びた爪のために、一歩踏み出すたびに痛みが走っていたと紹介されています。

投稿文では、この犬は「親切な女性たちに救われた子犬」と紹介されています。字幕によると、イスムはシェルターでボランティアに見つけられ、その後、体を洗われて傷口をきれいにしてもらい、食事と水を与えられました。動画には、女性たちが協力して体を洗い、手当てを進めていく様子が映し出されています。

2. 【新しい家族を得た犬】回復を見せ、80日目に迎えられた家

80日目、新しい家族が現れたころの犬の様子2/7

80日目、新しい家族が現れたころの犬の様子

出所:@homeless81

動画の字幕では、40日目の様子について「急速に回復し、少しずつ本物の王子様になりつつある」と紹介されています。ほかの犬たちと一緒に過ごす姿も映っており、道端で過ごしていたころとは対照的な日々が伝わってきます。

そして80日目、字幕は「やがて、親切な家族がやってきた」と続きます。カメラのほうをまっすぐ見つめる犬の姿が映し出されています。

愛情を注がれて過ごすようになった犬の様子3/7

愛情を注がれて過ごすようになった犬の様子

出所:@homeless81

字幕によると、イスムは新しい家族に家へ連れて帰られ、そこで愛情をたっぷりと注がれたといいます。見上げるようにこちらを見つめる姿は、うつむいて座り込んでいた保護直後の姿とは大きく違って見えます。

舌を出してくつろぐ、穏やかな表情の犬4/7

舌を出してくつろぐ、穏やかな表情の犬

出所:@homeless81

動画の最後には「もう声を上げられないまま苦しむことも、誰かが助けてくれるよう祈ることもなくなった」「条件なしに愛してくれる家と家族をついに手に入れた」という字幕が表示されます。舌をのぞかせて草むらにくつろぐ姿は、その言葉を裏付けるような穏やかな表情です。

コメント欄では

  • 「なんてこと。助けてくれてありがとう」
  • 「優しさをありがとう。この子にはどれほど助けが必要だったことでしょう。あなたの行動に拍手を」
  • 「愛おしい子」

など、感謝や称賛、犬の幸せを喜ぶ声が各国の言葉で寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回の動画をリサーチする中で特に印象に残ったのは、「愛を知らなかった犬」という最初の一言と、80日後に流れた「条件なしに愛してくれる家と家族」という最後の字幕の落差でした。長く伸びた爪で歩くたびに痛みが走り、首まわりに跡が残っていたという姿を思うと、道端で過ごした時間がどれほど厳しいものだったのかが想像されます。一方で、女性たちが体を洗い、食事と水を用意するといった一つひとつの手当てが、回復の土台になったのだとも感じました。もし道端で弱っている動物を見かけたら、むやみに自分で連れ帰ろうとせず、まずは地域の動物保護団体や動物病院、自治体の窓口に相談することが、その子の命を守る確実な第一歩になります。そして、迎える側になる場合は、食事や医療費、一緒に過ごす時間といった生涯にわたる責任を事前に考えておくことも大切です。この記事を通じて一番お伝えしたいのは、誰かが手を差し伸べることで、愛を知らなかった命にも新しい日常が訪れるということです。この犬のこれからの日々が、穏やかなものであり続けることを願っています。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 「見捨てるわけにはいかなかった」古傷だらけの猫を保護、これから受診というタイミングに反響

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Instagramで話題!海外の動物保護アカウント@puppykittynycityに保護された、体に古い傷や首輪の跡が残る猫セイラー。過酷な状況から救われ施設で穏やかな表情を見せる様子やSNSに寄せられた温かい反響をご紹介します。さらに保護猫を迎えたい方へ向けて、月平均1万1865円とされる最新の飼育費用やフード代の値上がり傾向、住まいの条件まで徹底解説!保護動物の現状や猫との暮らし、費用事情に関心がある方必読の記事です。

5.2 「新鮮な水を飲む姿に涙が出る」錆びた水たまりで生きていた保護猫の変化に反響

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@puppykittynycityさんがInstagramに投稿した保護猫・ダンプスターファイアのエピソードをご紹介します。長らくきれいな水にすら手が届かなかった黒猫がたっぷりと水を飲めるようになった変化に、SNSでは喜びと称賛のコメントが寄せられました。また記事後半では、猫を迎える前に知っておきたい猫の飼育費用についても解説しています。

5.3 「病気だから」と豚小屋に隠されていた生後7週間の子犬、保護から始まった懸命の治療にSNSで反響

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SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は@littlestepsmatter.baliさんがTikTokに投稿した、生後7週間の子犬が使われていない豚小屋に一匹だけ取り残されていた末に保護された緊急レスキューの様子をご紹介します。全身に及ぶ複数の病気を抱えながらも懸命に生きようとする姿に、多くのユーザーから応援の声が寄せられました。また記事後半では、犬の生涯費用についても解説しています。

参考資料