海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているDog Care ClinicさんのInstagramアカウント@dogcareclinicevの投稿。

捨てられて恐怖に震えていたボクサーのミックス犬を保護、見違えるように回復して幸せをつかむ姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で1700回再生、約200件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. ガリガリに痩せ細ったボクサーのミックス犬を保護

骨が浮くほど痩せ細っていた保護当時のパブロ1/5

骨が浮くほど痩せ細っていた保護当時のパブロ

出所:@dogcareclinicev

海外のSNSで、保護団体の前に捨てられていた犬の救出劇が話題を呼んでいます。犬の名前は「パブロ」。ボクサーのミックス犬です。

パブロが保護されたとき、体重はわずか19.6kg。骨がくっきりと浮かぶほどに痩せ細った身体は、恐怖で震えていたそうです。

さらにダニによる重度の感染症にかかっていることも判明し、動物病院で治療を受けることになりました。

元気を取り戻したパブロの現在の様子2/5

元気を取り戻したパブロの現在の様子

出所:@dogcareclinicev

保護された当初のパブロは怯えきっていましたが、ここが安全だと分かると徐々にリラックスし始めました。

里親探しは難航するかと思われましたが、保護団体のスタッフのひとりがパブロを家族として迎え入れてくれることになったのです。すっかり元気を取り戻したパブロは、穏やかで幸せな生活を送っています。

ネット上ではパブロの回復を喜ぶ声や、幸せをつかんだ姿を祝福する声が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
ボクサーの成犬は、オスで約27〜32kg、メスで約25〜29kgほどが標準とされています。パブロが保護された当時の19.6kgという体重は、生きていられるぎりぎりの体重だったのではないでしょうか。飢えと不安がどれほど深刻だったかが伝わってきます。

ボクサーのような大型犬のミックスは、見た目の迫力や力の強さから、里親探しが難航しやすい犬種のひとつといわれています。特に怯えた様子を見せる保護犬は、先住のペットや子どものいる家庭から敬遠されがちで、心を開くまでに時間がかかる分、じっくり向き合える環境が必要です。

パブロの場合、保護団体のスタッフという、犬の性格や行動を理解している人に引き取ってもらえたのは本当に幸運だったと思います。

痩せ細っていたパブロがボクサーらしい堂々とした体格になり、家族に甘えたり遊んでいる姿に心からほっとしました。彼がこれからも幸せに暮らせますように。

3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

4. 今読まれている【森川 ちづるのおすすめ記事】3選

4.1 ガリガリに痩せ細ったピットブルを救助、新たな幸せをつかむ姿に心打たれる…回復を喜ぶ声も

            ガリガリに痩せ細ったピットブルを救助、新たな幸せをつかむ姿に心打たれる…回復を喜ぶ声も    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した犬「トリニティ」の記事です。体重わずか11kg、腹部に複数の弾丸が見つかるほどの重傷を負った状態で保護されたトリニティは、根気強いケアを受けました。数か月の入院を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫の平均入手価格についても解説しています。

4.2 ノミとダニに覆われた仔犬を保護、見違えるように回復した姿に心打たれる

            ノミとダニに覆われた仔犬を保護、見違えるように回復した姿に心打たれる    

海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@this_is_houstonさんがInstagramに投稿した仔犬「ビンクス」の記事です。ビンクスは発見時、肋骨が見えるほど痩せ細り、大量のノミとダニに覆われていました。治療を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では獣医師や動物看護師の平均年収についても解説しています。

4.3 雪のなかに横たわっていた老犬を保護、重傷を乗り越え見違えるように回復した姿に感動が広がる

            雪のなかに横たわっていた老犬を保護、重傷を乗り越え見違えるように回復した姿に感動が広がる    

海外のSNSでは、犬や猫の動物レスキュー動画が注目を集めています。今回ご紹介するのは、@TheMohoさんが投稿した老犬「フォックス」の記事です。引っ越した元飼い主に置き去りにされたフォックスは、血を流しながら雪の中で倒れており、首を撃たれていたことも判明しました。治療を経て回復するまでの経緯とSNSでの反響に加え、記事後半では犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説しています。

参考資料

森川 ちづる