ひんやりとした秋の風に揺れる、気品あふれる秋バラ。春に比べて花数が少なくなるものの、一輪一輪が時間をかけて開き、品種本来の端正な花形をじっくり楽しめます。
ロゼット咲きや高芯咲きなど、個性豊かな花姿や特徴を知ることで、バラ観賞の世界はもっと広がることでしょう。今回はそれぞれの花形が持つ魅力と、その代表的なバラの品種を、参考価格とともに紹介します。
さらに秋バラの美しさを最大限に引き出すための、秋のお手入れのコツについてもお伝えしますので、さっそく見ていきましょう。
1. 秋バラの季節に知っておきたい《5つの花形&代表品種》
1.1 クラシカルで気品あふれる「高芯咲き」
中心の芯が高く立ち上がり、外側に向かって美しく花びらが重なる、クラシカルで気品あふれるバラの王道的な形です。
代表的な品種:ミスター・リンカーン
ミスター・リンカーン1/9
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漆黒のベルベットを思わせる深みのあるダークレッドの花色が特徴。秋のひんやりとした澄んだ空気の中で、よりいっそう色が深く引き締まり、うっとりするような気高い美しさを堪能させてくれます。
※参考価格:3,500円~5,500円前後(大苗)
1.2 アンティークで優美な形が美しい「ロゼット咲き」
多数の小さな花弁が中心から放射状に幾重にも重なり、優美な形をつくります。アンティークな雰囲気が漂う花姿です。
代表的な品種:マダム・アルディ
マダム・アルディ2/9
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純白の花びらが幾重にも重なり、中心にうっすらとグリーンアイが現れるオールドローズ。気品のあるたたずまいで、甘さの中にレモンを思わせる爽やかな芳香を漂わせます。
※参考価格:4,000円~6,500円前後(大苗)
1.3 丸みを帯びたフォルムが愛らしい「カップ咲き」
その名のとおり、まるでカップのように丸みを帯びてふんわりと包み込むように咲く形です。花弁の重なりが深く、ロマンチックなシルエットが楽しめます。
代表的な品種:ピエール・ドゥ・ロンサール
ピエール・ドゥ・ロンサール3/9
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淡いピンクからクリーム色へのグラデーションがうっとりするほど美しいバラ。花付きがよく、枝を長く伸ばして壁面やアーチを優雅に彩ります。
※参考価格:4,000円~6,500円前後(大苗)
1.4 小ぶりでころんとした花姿がキュートな「ポンポン咲き」
小さめのころんとした丸い形が特徴で、たくさんの花が束になって房咲きするタイプ。愛らしい花姿で、庭を明るくポップに彩ってくれます。
代表的な品種:ザ・フェアリー
ザ・フェアリー4/9
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淡いピンクの小さな花が、株をおおい尽くすほどの圧倒的な房咲きになるバラ。ポンポン咲きの花姿がキュートで、ほかの豪華なバラの引き立て役として、また鉢植えや低めのフェンスのアクセントとしても活躍します。
※参考価格:3,000円~5,000円前後(大苗)
1.5 軽やかなナチュラルさが魅力の「一重咲き」
花弁が一重だけで構成されており、バラ本来の素朴で野性味あふれる花姿。ひらひらと風に揺れる軽やかさや、ナチュラルな雰囲気が魅力です。
代表的な品種:ナニワイバラ
ナニワイバラ5/9
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純白の大きめな一重咲きの花弁が、光を浴びて輝くように咲く原種系のバラ。野の花のように素朴で野趣にあふれ、秋にはかわいい赤い実を実らせて、四季折々の表情を見せてくれます。
※参考価格:3,500円~6,000円前後(大苗)