海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、ガザ地区で動物保護をしている「Sulala Animal Rescue」のInstagramアカウント@sulalaanimalrescueの投稿。

今回は、壊れた家屋の深い穴に取り残されていた子犬たちが保護され、治療を受けたあと、戻ってきた母犬との再会に向けて対応が進められている様子を紹介してくださっています。

執筆時点で1340件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【母犬の姿がなく保護された子犬たち】母犬が見つかり、再会のための対応が進められることに

瓦礫の下に取り残されていた子犬1/5

瓦礫の下に取り残されていた子犬

出所:@sulalaanimalrescue

海外のSNSで、壊れた家屋の深い穴に取り残されていた子犬たちが保護された様子が紹介されています。

ガザ北部に住む住民が、穴の中から子犬たちの鳴き声を聞き、姿を確認したことから保護施設へ連絡。周囲に母犬の姿が見当たらなかったため、スタッフがすぐに現場へ向かい、子犬たちを医療拠点へ搬送しました。

元気にじゃれ合う子犬たち2/5

元気にじゃれ合う子犬たち

出所:@sulalaanimalrescue

保護された子犬たちには大量の虫が寄生しており、治療と洗浄が行われたといいます。

ところが翌日、住民から母犬が現場へ戻ってきたとの連絡があり、母犬を子犬たちのもとへ連れてくるか、現場の安全を確認したうえで子犬たちを母犬のもとへ戻すか、再会に向けた対応が続けられているそうです。

ネット上では、危険な場所から子犬たちを救出した住民や保護スタッフへの感謝の声が相次いだほか、母犬も無事に保護され、子犬たちと再会できることを願う声も多く寄せられました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
幼い子犬にとって、母犬の存在は食事だけでなく、体温を保ったり安心して過ごしたりするうえでもとても大切です。そのため、母犬の姿が見当たらない子犬を見つけても、危険が迫っていない場合はすぐに遠くへ連れて行かず、安全な距離からしばらく様子を見て、母犬が戻ってこないか確認する必要があります。

一方で、今回のように危険な場所に取り残されている、体に大量の虫が寄生しているなど、子犬の安全や健康に問題がある場合は、保護や治療が必要になることもあります。子犬だけを見て判断するのではなく、その場の安全や母犬の存在なども含めて状況を確認し、判断に迷ったときは動物保護団体や獣医師などへ相談すると安心です。

今回の事例からも、救助では母犬や周囲の状況まで確認する視点が大切だと感じました。投稿された子犬たちは無事に救出され、翌日には母犬が現場へ戻ってきたことも確認されましたね。まだ再会できたとは明記されていませんが、母犬と子犬たちが再び一緒に過ごせるようになってほしいです。
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3. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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4. 今読まれている【小泉 柚乃のおすすめ記事】3選

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参考資料

小泉 柚乃