2. 29日の米国半導体関連株の動き

29日(現地時間)の米国市場では、主要3指数がそろって2営業日続落した一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は反発し、方向がまちまちとなった。

S&P500種株価指数は12.85ポイント安の7,670.84(▲0.17%)、ナスダック総合指数は22.84ポイント安の2万6,797.54(▲0.09%)、ダウ工業株30種平均は131.59ドル安の5万1,349.92ドル(▲0.26%)で取引を終えた。

米長期金利(10年物国債利回り)は、29日の終値ベースで5.26%と、前日から0.02ポイント上昇した。

半導体関連株の比重が大きいSOX指数は163.92ポイント高の1万2,629.16(+1.32%)と、前日の下げ(▲203.69ポイント)の大半を取り戻した。

半導体・AI関連の個別銘柄は、上昇が優勢となった。

時価総額最大手のエヌビディア<NVDA>は1.65ドル安の227.21ドル(▲0.72%)と反落した。AMD<AMD>は0.30ドル安の607.57ドル(▲0.05%)と小幅に続落した。一方、前日に▲8.70%と急落したARMホールディングス<ARM>は、10.34ドル高の293.67ドル(+3.65%)と反発した。

メモリー関連はそろって反発した。SKハイニックス<SKHY>は4.76ドル高の186.68ドル(+2.62%)、マイクロン・テクノロジー<MU>は11.10ドル高の1,065.08ドル(+1.05%)、サンディスク<SNDK>は16.87ドル高の1,729.76ドル(+0.98%)だった。

半導体製造・製造装置関連では、ASMLホールディング<ASML>が62.98ドル高の1,834.39ドル(+3.56%)と3営業日続伸した。台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング<TSM>も4.06ドル高の456.94ドル(+0.90%)と、2営業日続伸となった。

2.1 米国の主な半導体関連株の騰落一覧(29日、現地時間終値)

29日(現地時間)の主な米半導体関連株8銘柄の終値・騰落率を一覧にまとめると、以下の通りとなる。

  • エヌビディア(NVDA):227.21ドル(▲0.72%)
  • AMD(AMD):607.57ドル(▲0.05%)
  • ARMホールディングス(ARM):293.67ドル(+3.65%)
  • マイクロン・テクノロジー(MU):1,065.08ドル(+1.05%)
  • サンディスク(SNDK):1,729.76ドル(+0.98%)
  • SKハイニックス(SKHY):186.68ドル(+2.62%)
  • 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング(TSM):456.94ドル(+0.90%)
  • ASMLホールディング(ASML):1,834.39ドル(+3.56%)

米半導体関連銘柄の値動き一覧1/1

米半導体関連銘柄の値動き一覧

出所:各データより筆者作成

3. 記者コメント

30日の東京市場で、日経平均は3営業日ぶりに大幅反発した。寄り付き直後の安値の後は終日プラス圏で推移し、後場に上げ幅を広げて1,272円高で取引を終えた。東証の33業種はすべて上昇し、東証プライムでは73%の銘柄が値上がりした。

半導体・AI関連7銘柄は、そろって上昇した。SUMCOは+9.08%、フジクラは+5.94%と大きく値を伸ばし、JX金属は5営業日ぶりに反発した。ディスコは3営業日続伸となった。一方、レーザーテックは朝方に+4.54%まで上昇した後に上げ幅を縮め、+0.32%にとどまった。

前日29日(現地時間)の米国市場では、主要3指数が続落するなかでSOX指数は反発し、ASMLやARMホールディングスが3%超上昇した。30日の東京市場でも、半導体・AI関連株はそろって上昇した。

米国では30日(現地時間)、メモリー大手のマイクロン・テクノロジーが2026会計年度第4四半期(6〜8月期)の決算説明の電話会議を開く。開始は日本時間10月1日午前5時30分の予定。

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  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。

高原 祥子