1. 日経平均は5日続伸し6万6000円台

2026年9月25日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前日比850円21銭高の6万6364円20銭でした。連休をはさみ5日続伸です。

前日の米株式市場で人工知能(AI)・半導体関連が売られていました。また、世界的な金利高を受け日本でも25日午前には長期金利が一時3.115%まで上昇していました。株式相場にとっては通常なら、これらが重荷になるところですが、逆にAI・半導体関連銘柄は買われ、アドバンテスト、イビデン、キオクシアホールディングス、東京エレクトロンなどが上昇しました。

3月期決算企業の中間配当の権利付き最終売買日を28日に控えていることから、高配当銘柄も買われました。予想配当利回りが25日時点で4.6%超の丸井グループ、4%弱の第一ライフグループ、大和ハウスも買われました。銀行銘柄も好配当が期待され、3メガ銀のほか地銀株も堅調な動きとなりました。

今週、日経平均はどのような動きになるでしょうか。25日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発し、終値は前日比478ドル64セント高の5万1828ドル62セントでした。イランのアラグチ外相は、米国が条件を満たせばホルムズ海峡を開放し、交渉を再開する計画を提示し、ペゼシュキアン大統領も米中間選挙前の戦闘終結に向けた合意に応じる用意を示していると伝わりました。米イランの交渉進展期待から米原油先物価格が下落し、株式の買いが優勢になりました。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸しました。週初から日本株も上値を狙う動きになることが期待されます。

28日は3月期決算企業の中間配当や株主優待の権利付き最終売買日にあたります。個人投資家らの権利取りを狙った買いも入りやすいでしょう。24日に行われた米中の首脳会談では、米中関係が良好であるという両首脳の姿勢は示したものの、貿易休戦の延長など、複数のテーマについては大きな成果はなかったと見られています。とはいえ、比較的穏便な結果は織り込み済みといったところでしょう。

日経平均株価推移1/2

日経平均株価

出所:LIMO編集部作成