海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしている団体「Paws and Claws Animal Welfare」さんのInstagramアカウント@pawsandclawsanimalwelfareの投稿。
今回の投稿で紹介されているのは、エジプト・カイロの路上で深刻な虐待を受け、瀕死の状態で保護された猫のマフィン。長い治療期間を経て、歩行や食事、トイレも自分の力でできるまでに回復した経過が紹介されています。
執筆時点で693回再生、約123件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、保護猫を迎える際に知っておきたい、猫の飼育費用の月平均についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
それでも懸命な治療とスタッフの手厚いケアによって少しずつ回復し、今では自分の足で立って歩き、自分でご飯を食べ、トイレも一人でこなせるようになっています。深く傷ついた小さな命が、ここまで力強く立ち直っていく過程は、多くの人の心を打つはずです。
1. 【虐待を受けていた猫】エジプトの路上で見つかったマフィン、深刻だった発見時の状態
マフィンはエジプト・カイロの路上で発見されました。投稿によると、発見当時のマフィンは首に大きく感染した裂傷を負い、脚の皮膚が剥がれるようなケガ、さらに何者かによる意図的な暴力が原因とみられる背骨の骨折まで抱えていたといいます。
その状態は深刻で、保護した団体も「この先の見通しは決して明るくなかった」と振り返っています。
2. 【回復した猫】自分の足で立ち上がったマフィン、懸命なケアが実を結ぶ
あれから時間が経ち、マフィンは驚くべき回復を見せています。
投稿によれば、自分の足で立って歩けるようになり、食事もトイレも自分の力でこなせるようになったとのこと。損傷していた背骨の神経も少しずつ回復しているといい、現在も神経系の治療のため投薬を続けているそうです。
体を大きく動かすとまだ痛みが出てしまうため、本格的なシャワーはできず、汚れてしまった体はスタッフが丁寧に拭き取ってケアをしているといいます。
それでも人懐っこく、撫でられるのが大好きな性格は変わらないというマフィン。保護団体は「いつか誰かにとってかけがえのない家族になってくれるはず」と、その未来を心待ちにしているそうです。
コメント欄では
- 「本当に強い戦士だね」
- 「なんて美しい子。回復を支え、愛情とケアを注いだあなたたちは天使のようです」
など、マフィンの回復を称える声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
それでも自分の足で立てるようになった姿を見て、命の回復力とケアをする人たちの根気強さに胸が熱くなりました。読者の皆さんにお伝えしたいのは、保護された動物の回復には想像以上に長い時間と根気が必要だということです。もし身近に保護動物を迎える機会があれば、すぐに元気になることを期待しすぎず、その子のペースに寄り添う気持ちを持ってもらえたらと思います。
また、SNSでの応援コメントや寄付が、現地で活動する団体やスタッフの大きな支えになっていることも忘れないでいたいですね。マフィンがこれからも穏やかな毎日を過ごせるよう、そしてその先に温かい家族との出会いが待っていることを願っています。
4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?
過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。
猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。
中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。
私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。
(中略)
一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。
無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

