一枚の真鍮から作られた「本物そっくりなイチョウの葉」が、X上で話題になっています。

投稿したのは、@my_8417さんです。

当ポストには執筆時点で223万3000件を超えて表示されており、「すごっ本物じゃん」「すごく好き どんぐりも欲しい所」といったコメントが寄せられています。

そこで、LIMO編集部は話題の@my_8417さんに取材。気になる投稿の経緯やSNSでの反響について、インタビューしました!

※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。

※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。

八重樫 友美
金属で作られたとは思えないほど、本物そっくりな「イチョウの葉」がX上で話題になっています。作品に使われているのは真鍮で、制作時間は約5時間。実際にイチョウの葉を拾って観察し、葉から葉柄へとつながる形を一枚の金属で表現するなど、細部までこだわって制作されています。

投稿には「すごっ本物じゃん」「こ、こいつぁすげえや」など、そのリアルな仕上がりに驚く声が寄せられました。

今回は、一枚の真鍮から生まれたイチョウの葉の制作背景や、SNSでの反響について紹介します。また、日本のアート市場規模や芸術家の売上高についても紹介します。

1. 一枚の真鍮から作られた「イチョウの葉」が話題

本物と見間違うほどイチョウの葉にそっくり1/4

本物と見間違うほどイチョウの葉にそっくり

出所:@my_8417

「金属の板切って叩いてイチョウの葉」そんなコメントとともに投稿されたのは2枚の写真。

そこに写っていたのは、真鍮で作られたイチョウの葉でした。

扇形に広がった葉には細かな筋が入り、細長い葉柄まで緩やかにカーブ。金属から作られたとは思えないほど、本物のイチョウを思わせる繊細な仕上がりです。

この作品が生まれたきっかけは、大学主催の茶会をテーマにした作品展示販売。秋頃の開催に向けて菓子皿を制作する中で、イチョウの葉をモチーフに選んだといいます。

制作する際には、本物のイチョウの葉を拾いに行ってじっくり観察。@my_8417さんは、葉の根元から内側に巻き込むように曲がり、そのまま葉柄へつながっていることに気づいたそうです。

そこで、葉と葉柄を別々に作るのではなく、一枚の真鍮から制作。出来る限り本物より本物らしく仕上げることを意識し、約5時間かけて仕上げたのだと教えてくれました。

そんな本物のイチョウを金属で表現した作品は、SNSで大きな反響を呼びました。

2. 「すごっ本物じゃん」「すごく好き」と称賛の声

ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には

  • 「こ、こいつぁすげえや」
  • 「すごっ本物じゃん」
  • 「元々の金属板に凹みや汚れなんかがある方がよりクオリティの高いものが出来上がるの良いですね」
  • 「とても好き」

など、本物そっくりだと驚く方から、凹みや汚れがある金属板のほうが雰囲気が出ると話す方など、多くのコメントが寄せられました。

投稿の反響を受け、「ここまで反応をいただくとは思ってなくて正直びっくりしました」と振り返る投稿主さん。

続けて「イチョウを季語に、語呂が俳句のように感じる方も多かったみたいで、いろいろな受け取り方があるのだなぁと、反応を見ていて面白かったです」と、感じたことを教えてくれました。

3. イチョウの葉に使われた「真鍮」ってどんな金属?

今回のイチョウの葉に使われている「真鍮」は、「黄銅」とも呼ばれる銅と亜鉛の合金です。黄銅は銅の含有率によって性質が変化し、一定の範囲では圧延や展延性が良好なため、板や条、管、棒、線などに加工され、さまざまな用途で使用されています。

また、黄銅は黄金色の輝きを持つことも特徴の一つ。その美しい色合いは古くから好まれ、器物などにも生かされてきました。 今回の作品に使われている真鍮について知ると、金属からイチョウの葉を生み出した作品をまた違った視点から楽しめそうですね。

4. 著者からの一言コメント

八重樫 友美
金属から作られたとは思えないほどリアルなイチョウの葉に、思わず見入ってしまいました!実物を拾ってじっくり観察し、一枚の真鍮から形にしていくという制作へのこだわりも印象的です。細部まで追求する姿勢にも、ものづくりの奥深さを感じました。

5. 日本のアート市場規模・芸術家の売上高はどれくらい?

ここからは記事の内容にちなんで、日本のアート市場規模をご紹介します。

経済産業省の調査によると、2021年の日本のアート市場規模は2363億円で、世界の7兆円に対してわずか4%程度にとどまります。

また、日本の芸術家の年間平均売上高は約280万円であり、3490万円の広告業や1210万円のデザイン業と比べても大幅に低い水準です。

そのため芸術家として専業で生計を立てる厳しさが浮き彫りとなっています。

一方で、近年はアートが持つ企業の成長支援や地域活性化などの経済的な価値に注目が集まっており、今後は国内市場の拡大や環境改善に向けた展開が期待されています。

今回はXで話題になっている「真鍮で作ったイチョウ」をご紹介しました。

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参考資料

八重樫 友美