北玄関は日当たりが悪く、花を飾るのはあきらめている方も多いかもしれません。実際、日当たりの悪い場所でたくさん花を咲かせる植物はあまりなく、とくに晩秋から早春の寒い季節は日陰の空間が寂しくなりがちです。けれど、ちょっとした工夫をすれば、秋から早春にかけて玄関前を花でいきいきと彩ることができます。

ポイントは、日当たりのいい場所で花を咲かせてから、玄関前に移すこと。今回は、実際にこの方法で育ててみてよかった〈秋から咲く花〉を3種ご紹介します。

それぞれの特徴や育て方もあわせて解説していきますね。

1. 日が当たる場所で育てて、咲かせてから移動するのがベスト

日当たりのいい場所は花がよく咲く!わが家の南向きの庭とテラス1/6

日当たりのいい場所は花がよく咲く!わが家の南向きの庭とテラスの著者撮影写真

著者撮影

自宅で日当たりがいい場所、例えば洗濯を干しているところなど、日照時間が4時間以上あるような場所に置いて花を育てます。秋冬から早春は花がとても長持ちするのでおすすめです。

日陰でも花は育ちますが、残念ながら花数がぐっと減りますし、徒長も起きやすいです。

それならば、「咲かせてから移動する」これが一番の近道で簡単な方法です。

冬は気温が低いので花が長持ちして徒長も起きにくく、日当たりのいい南側で咲かせてから北玄関の前に置くことで、日当たりの悪い場所でもこんもりとした満開の花が楽しめます。

そして、花数が減ってきたと思ったら南側へ移動させます。

簡単な方法ですが、ガーデナーの方とお話ししていると、この方法を試したことがない方も案外多いようです。私自身はずっとこの方法で、玄関前を華やかに花で彩っています。

2. 秋冬の北玄関を1株で華やかに!育ててよかった花 3選

写真右が冬に満開のセネッティ2/6

画面右が冬に満開のセネッティの著者撮影写真

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秋冬の北玄関を1株で華やかにできる花として、私が実際に育ててよかったと感じたのは以下の花たちです。どれもこんもり花を咲かせてくれました。それぞれご紹介していきますね。

  • ビオラ・パンジー
  • ウインティー
  • セネッティ

3. 秋から春までずっと咲く!長く可愛い花を楽しめる〈ビオラ・パンジー〉

日当たりのいい南側で満開にしてから北玄関前に移したビオラ3/6

南側で満開にしてから北玄関前に移したビオラの著者撮影写真

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ビオラ・パンジーは日当たりが悪いと花の数が極端に減ります。初心者にもおすすめしやすい、育てやすい花ですが、日当たりには注意が必要です。

北向きの玄関など日当たりの悪い場所に置きたいなら、まずは南向きなどの日当たりがいい場所で育てて、花がこんもり咲いてきたら、玄関前へ移しましょう。

真冬はビオラ・パンジーも花がとても長持ちするので、この方法で、移動しながら育てている鉢は、北玄関に置いても徒長せず、花も咲き続けてくれますよ。

※参考価格:100~800円前後(3号ポット苗)

4. 半日陰の環境でも、ふんわりと花を咲かせる〈ウインティー〉

ウインティー4/6

ウインティーの著者撮影写真

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冬から春にかけてやさしい色の花々をふんわりと咲かせる「ウインティー」(サントリーフラワーズ)は、日なたから半日陰の環境で育てることができます。

とても素敵な花が長持ちするので、半日陰の環境であれば移動させる手間もかからないのが魅力です。

実際にわが家の北玄関で移動させずに育ててみましたが、1日1時間〜2時間ほどの日当たりがあれば、問題なく咲いてくれていますよ。

※参考価格:400円〜600円前後(3.5号ポット苗)

5. 1株で大きく育つ!冬、そして早春に満開の花を咲かせる〈セネッティ〉

豪華な花がモリモリ咲くセネッティ5/6

豪華な花がモリモリ咲くセネッティの著者撮影写真

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鮮やかなカラーの花が美しい「セネッティ」(サントリーフラワーズ)は、秋に植えると冬に満開を迎えて、切り戻すともう一度春に満開が楽しめる豪華な花です。

8号鉢に1株植えたら鉢が見えなくなるほど大きく育ち、そして花は豪華に咲き乱れます。

冬は花がとても長持ちするので、玄関前に置くととても映えること間違いなしです。

来訪者が「この花、何?」と驚くほど豪華になると思います。

※参考価格:600円〜900円前後(3.5号ポット苗)

6. まとめ

早春のビオラ。北玄関前でも満開6/6

早春のビオラ。北玄関前でも満開の著者撮影写真

著者撮影

北玄関で花を満開に彩るのは「日当たりが悪いから無理」という声をよくききます。私の自宅は北玄関ですが、何とかして玄関に満開の花を飾りたいと考えた結果、「日当たりのいい場所で育てて、満開時に北玄関に移動すればいいのでは」という結論に至り、長年実践しています。

冬の気温で咲く花が前提にはなりますが、「南側で満開に咲かせてから北玄関へ移動」、これだけの手間で「北玄関を花で彩れない」というお悩みが解決します。

ぜひお試しくださいね。

7. 【mappysgarden】のひと言コメント

mappysgarden
日当たりが悪くて諦めがちな北玄関も、日向で満開にしてから移動させる裏技を使えば、花が長持ちして長く楽しめます。
半日陰に強いウインティーなども取り入れて、ぜひ華やかな玄関前を演出してみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点(2026年10月2日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。

参考資料

mappysgarden