少しずつ秋の深まりを感じる季節。寒冷地では、秋植えの多年草を植えるのに適した季節になりました。本格的な冬が来て地面が凍ってしまう前に植物を植え、しっかりと根を張らせることで、厳しい寒さや雪の下でも力強く冬越しをしてくれます。
とくに、地面を這うように広がり、雪の下でも葉を落とさない常緑グランドカバーは、雑草の抑制になるだけでなく、寂しくてぬかるみがちな雪解け直後の日陰の庭にも緑の彩りを添えてくれる頼もしい存在です。
今回は、秋田県でガーデニングを楽しんでいる筆者が、寒冷地の日陰でも植えっぱなしで元気に育ち、一年中葉を落とさない、グランドカバーにおすすめの常緑多年草を4種、参考価格とともに紹介します。
1. 寒冷地の日陰に植えっぱなしOK!今が植えどきの《常緑グランドカバー》多年草4選
1.1 深い雪の下でも緑の葉を保つ「ユキノシタ」
ユキノシタ1/9
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ユキノシタの花2/9
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古くから日本の庭園で親しまれてきた、しっとりとした日陰が似合うグランドカバー。丸みを帯びた葉には白い筋模様が入り、裏側は赤紫になっている、シックな美しさが魅力です。
「雪の下」という名前の通り、深い雪に埋もれてもきれいな緑の葉を保ち続けます。初夏には、下側の花びらが長く伸びた、まるで妖精のように繊細な白い花を咲かせます。
湿り気のある環境を好むため、日当たりが悪くぬかるみがちな地面を美しく覆ってくれる多年草です。乾燥には弱いため、水切れに注意して管理しましょう。
※参考価格:300円~600円前後(3号ポット苗)
1.2 かなり日陰に強く、葉色のバリエーションが豊富な「アジュガ」
アジュガの花3/9
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赤みをおびたアジュガの葉4/9
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地面にぴったりと張り付くように葉を広げ、日陰のお庭をシックに彩るため、カラーリーフとしても重宝するアジュガ。銅葉や斑入りなどバリエーションが豊富で、寒さに当たると葉色が変わる品種もあります。
春になると花茎を立ち上げ、青紫やピンクの愛らしい小花を穂状に咲かせる姿も素敵。シックでおしゃれな、大人っぽい雰囲気の庭をつくりたい方におすすめです。
ランナーと呼ばれる細い茎を伸ばしてカーペット状にどんどん広がっていきますが、簡単に切り戻せます。真夏と真冬を避けて、適宜切り戻しながら育てましょう。
※参考価格:200円~500円前後(3号ポット苗)
1.3 春から初夏に爽やかな花を咲かせる「ヒメツルニチニチソウ(ビンカ・ミノール)」
ヒメツルニチニチソウ(ビンカ・ミノール)5/9
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艶のある美しい葉を持つつる性の植物で、春から初夏にかけて風車のような形をした爽やかな青紫や白の花を咲かせます。「ツルニチニチソウ」よりも葉や花が小ぶりで、寒さに強く、成長が穏やかなグランドカバーです。
とても丈夫で斜面にも使いやすく、和洋どちらのお庭にも自然に馴染む雰囲気も魅力。八重咲きや葉に斑が入る品種などバラエティー豊富なので、好みに合わせて選べます。
毒があるため、小さなお子さんやペットが口に入れないよう、注意してください。また、カットした茎から出る白い液でかぶれることがあるため、お手入れの際は手袋をすると安心です。
※参考価格:300円~800円前後(3号ポット苗)