海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、海外で動物保護をしているViktor LarkhillさんのYouTubeアカウント@ExtremeAnimalRescueの投稿。

今回は、ケガを負った犬と一緒に保護され、人を恐れていた犬が、新しい環境で過ごすうちに少しずつ心を開いた現在の様子を紹介してくださっています。

執筆時点で2700回再生、約810件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

小泉 柚乃
ひどいケガを負った犬「ティナ」を救出するために訪れた収容施設で、そのそばから離れず怯えていた犬「ローズ」。投稿者さんはローズだけを残すことができず、ティナとともに保護することを決めました。ローズは保護当初警戒心が強く、人の手から食べ物を受け取れないこともありましたが、約2週間後には人との触れ合いを喜ぶまでになりました。この記事では、保護されて心を開いていったローズに加え、記事後半では実際に犬を迎える際の生涯費用はどれくらいかについてもご紹介します。

1. 【警戒心が強く人を恐れていた犬】2週間で心を開き、笑顔を見せるまでに

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出所:<u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=01140I6yn5A" target="_blank">@ExtremeAnimalRescue</a></u>

出所:@ExtremeAnimalRescue

海外のSNSで、別の犬に寄り添っていたことをきっかけに一緒に保護された犬「ローズ」が、約2週間で大きな変化を見せた様子が紹介されています。

投稿者さんは数週間前、ひどいケガを負った犬「ティナ」を救出するため、収容施設を訪れました。そこで発見したのが、ティナと同じ部屋にいたローズです。2匹は寄り添うように過ごしており、ローズも怯えた様子だったことから、置いていくことができず一緒に保護することにしたそうです。

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出所:<u><a href="https://www.youtube.com/watch?v=01140I6yn5A" target="_blank">@ExtremeAnimalRescue</a></u>

出所:@ExtremeAnimalRescue

施設へやって来た当初のローズはとても怯えており、差し出された食べ物を人の手から受け取れないこともありました。

それでも約2週間が経つと、うれしそうに人と触れ合う姿を見せるようになり、現在はとても穏やかな性格で社交的な一面も見せているとのこと。ローズの性格を考え、先住犬のいる新しい家族を募集中だそうです。

ネット上では、ローズの変化を喜び、新しい家族との出会いを願う声が多く寄せられました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

小泉 柚乃
先住犬がいる家庭へ新しく犬を迎える場合、最初から仲良くできるとは限りません。犬同士にも相性があり、新しく迎えた犬は環境の変化による緊張や不安を抱えていることもよくあるため、初対面から無理に距離を縮めるのではなく、まずは別々の部屋で過ごし、その後はケージ越しに対面させるなど、段階を踏んで距離を縮めていきます。直接対面するときも無理をさせず、犬たちの様子を見ながら時間を少しずつ進めていきましょう。

また、新しい犬がやって来ることは、先住犬にとって大きな環境の変化です。先住犬が安心して過ごせる場所を確保し、散歩の準備や食事、おやつなどは先住犬を優先することで、不安やストレスへの配慮につながります。一方で、愛情はどちらにも平等に注ぐことが大切です。

今回のローズのように、人への警戒心が強い犬の場合、先住犬が人と安心して接する姿を見ることで、「人は怖い存在ではない」と学び、少しずつ心を開いてくれます。ローズにとって心強い存在となる先住犬と、焦らず優しく見守ってくれる家族に出会い、安心して暮らせる日が早く訪れてほしいです。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

小泉 柚乃