2. 厚生年金と国民年金、全国平均はいくらか

都道府県別の数字を見る前提として、全国の平均額を押さえておきましょう。LIMOの記事「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」から要点を引用します。

まず厚生年金です。

  • 〈全体〉平均年金月額:15万289円
  • 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
  • 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
  • ※国民年金の金額を含みます。

国民年金も並べておきます。

  • 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
  • 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
  • 〈女性〉平均年金月額:5万7582円

出所:LIMO「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」

男女の平均額には5万8554円の開きがあります。都道府県ごとの平均は男女を合わせた数字なので、女性の就業率が高い地域かどうかによっても水準は動きます。

3. 自分の受給見込み額を確かめる方法

都道府県別の平均は、あくまで住んでいる人の平均です。自分がいくら受け取れるかは、これまでの加入記録によって決まります。

見込み額は「ねんきんネット」で確認できます。毎年の誕生月に届くねんきん定期便でも、50歳以上であれば60歳まで加入を続けた場合の見込み額が示されます。

加入記録に漏れがないかも、あわせて見ておきたいところです。転職や結婚で姓が変わった時期の記録は、確認しておくと安心です。

4. まとめにかえて

厚生年金の平均年金月額は、最も高い神奈川県が17万457円、最も低い青森県が12万8129円で、その差は4万2328円でした。全国平均の15万289円を上回るのは14都府県で、残る33道県は平均を下回っています。

この差は制度の違いではなく、その地域で多い働き方の違いによるものです。会社員として長く働いた人が多い地域ほど、平均は高くなります。

地域の平均は自分の額とは別物です。まずはねんきんネットで、自分の見込み額を確かめておきましょう。

参考資料

LIMO編集部社会保障解説班