1.子どもが事故にあう危険性

子どもをおうちの前の道路で遊ばせる行為は、親にとってさまざまなメリットがあると思います。

しかし、道路という場所は車が通る場所でもあり、子どもにとっては危険な場所です。子どもの安全を考えておうちの前の道路で遊ばせているのかもしれませんが、道路は子どもだけが使う場所ではなくさまざまな人が通行する場所のため、子どもが事故にあって大怪我をしてしまうことも考えられます。

2.運転手側の危険性

いきなり子どもがボールを追いかけて車の前に飛びだしてきたり、道路で寝そべっている子どもが運転席からでは死角となってしまったりと、どんなに気をつけていても加害者となってしまうことも。

「事故の加害者になってしまうのでは」という悩みを抱えて生活しなければいけないのは、とてもつらいことです。また、子どもを避けた際に車に乗っている人が怪我をしてしまうことも考えられます。

道路族が増えている原因

公園が遠い・面倒くさい

おうちから公園までが遠く、そこまで小さな子どもといっしょに行くのが大変だという意見もあります。

また、公園まで行くのが面倒だと感じることもあるそう。家の前であれば、わざわざ公園まで行く手間が省けて楽なため、おうちの前の道路で子どもを遊ばせているということがあるようです。

公園の禁止事項が多くて遊ばせることができない

近年、公園の禁止事項の項目が増えているというのも子どもが遊びにくい理由となっています。

場所によっては、ボール遊びが禁止されていたり遊具が古く使用禁止となっていたりと、遊びにくい場所となってしまっている場合も。

自分の目に届くところで遊ばせたい

公園で子どもを遊ばせていても、不審者の存在や少し目を離した隙に目の届かない場所に行ってしまうのでは、と心配な親も多いですよね。

子どもの心配をするのは当たり前のことですが、自分の目の届く範囲で遊ばせたいという思いから、なにかあってもすぐに駆けつけられるようおうちの前の道路で遊ばせているということもあります。

ご近所さんと良好な関係を保とう

道路で遊ぶ行為はご近所さんにとってはとても迷惑で、子どもにとっては非常に危険な行為です。

親がきちんと「道路は危険な場所である」と子どもに教えないと、大きな事故につながってしまうことも考えられます。誰だってご近所さんとは適度に良好な関係を保ちたいもの。トラブルの原因となる行為は控えましょう。

フェミエール