相場動向まとめ
2016年4月18日のTOPIXは前日比▲3.0%の下落に。東証一部全銘柄で、値上がりは209社、値下がりは1,696社、変わらずは47社でした。復興需要への思惑から建設関連で幅広い銘柄が買われた一方で、iPhoneの減産継続報道から電子部品関連の売りが目立ちました。
上がった株
日本鋳鉄管(5612)は前日比+35%上昇。水道用鋳鉄管等を展開。水道インフラの補修需要の増加に対する思惑から買われました。
NIPPO(1881)は前日比+8%上昇。舗装土木大手。道路インフラ補修への思惑が強まり買われました。
太平洋セメント(5233)は前日比+ 3%上昇。セメント大手。復興需要の拡大への思惑から買われました。
下がった株
ルネサスエレクトロニクス(6723)は前日比▲12%下落。半導体大手。熊本地震による半導体工場の稼働停止影響への懸念から売られました。
九州電力(9508)は前日比▲8%下落。電力大手。熊本地震の影響による料金収入の減少や送電線等の被害に対する懸念から売られました。
ソニー(6758)は前日比▲7%下落。民生エレクトロニクス大手。一部メディアで、米アップルのiPhoneの減産が継続される可能性が高いことや、熊本地震による影響で半導体工場の生産が停止していることが報道されたことが嫌気されました。
【2016年4 月18日 投信1編集部】
■参考記事■
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LIMO編集部