ようやく涼しくなってきたので、「そろそろ衣替えしなきゃ…」という方も少なくないはず。一般的には、服だけにフォーカスしがちな衣替え。ただ、「足元も秋冬仕様にチェンジする」 そんな発想があってもいいと思うわけです。
秋にぴったりのブラウンや、オリーブなどと特に相性がいいのがベージュカラー。ベーシックなカラーなので、ブラックやネイビーといった濃色にも対応可能なオールラウンダーです。「そう言えば、下駄箱にベージュのスニーカーってないかも」という方は、ショップスタッフが薦めてくれた4足を一度チェックしておきません?
ミリタリーなのにドレス的
数あるミリタリースニーカーの中でも、そのデザインの完成度の高さは群を抜いていると言ってしまっていいでしょう。とは言いつつ、いい意味でいまいち流行り切らないのが、ジャーマントレーナーというモデルの面白さ。つまり、逆の見方をすれば、“簡単に玄人感を演出できる”一足とも言えるのかと。
同モデルといえば、定番カラーはホワイトですが、このたびナイスなアレンジを加えたのは〈EDIFICE〉です。高級感あるバックスキンの素材感が際立つ、ベージュのワントーンはドレスっぽい印象さえある。ベージュで差をつける一足をお探しの方は、「スニーカー界の無冠の帝王」をぜひお見逃しなく。
足元に「ワンポイント」を作るなら
ちょっと捻った一足として候補に挙がるのは、〈SLACK FOOTWEAR〉の新作の「ENWRAP」。シンプルなフォルムながら、細かいディテールのアレンジセンスで新しい表情を生み出す、同ブランドらしい一足です。
やはり目が行くのは、シューレース周りの独特のデザインでしょう。全身のコーディネートがシンプルであるほど、このディテールが果たす役割は大きくなります。手持ちのスニーカーにモノ足りなさを感じている方は、ぜひトライしてみては?
「非エアマックス派」にこそ薦めたい
スポーティな印象が強い「AIR MAX」もベージュカラーとの相性はいい。そのことを証明してくれるのは、日本未発売カラーの「AIR MAX 1 PREMIUM 」。色数を絞って、ほぼワントーンに近い配色で仕上げたため、スポーティさが絶妙に軽減されているのがポイントです。
素材にダック地のようなキャンバスを採用したのも技あり。寄って見るとまた印象が違うので、ぜひ上記のリンク先から他画像もご覧あれ。通常の同モデルより落ち着いた雰囲気ゆえ、「普段はこの手のスニーカーは選ばない」という方にもオススメですよ。
スニーカー? 革靴? 否、〈ORPHIC〉です
「デザインにも履き心地にも妥協したくない」という方は〈ORPHIC〉もチェックすべし。“アスファルト、森林、そしてカーペットの上まで”をコンセプトに掲げ、ユニークなシューズ作りを貫く日本発のシューズブランドです。
スニーカーのフォルムながら、内羽根のウイングチップというデザインは遊び心満点。その反面、履き心地にはこだわり抜くのが同ブランドです。vibram社製のアウトソールの間にはEVA素材の低反発スニーカーソールを挟んでいるため、履き心地も抜群。
あとがき
同じベージュカラーですが、各種タイプの違った一足が揃いました。まだ、秋物を買う気になれないという方は、足元から季節感を取り入れてみては?
FACY