私の約25年というガーデニング歴のなかで、「一番感動した花」は何かと聞かれたら、迷わず「ラナンキュラス ラックス」と答えます。
この「ラナンキュラス ラックス」という品種は近年、多くの注目を集めておりInstagramでもたくさんの紹介投稿を目にするほどの人気ぶり。その中には、「やっと入手した」「なかなか入手できなかった」というエピソードが添えられていることも。その魅力はどこにあるのでしょうか。
「一般的なラナンキュラスと何が違うの?」
「ラナンキュラス ラックスは何がすごいの?」
こんな疑問を解決できるよう、この記事内で紹介していきますね。
1. 「ラナンキュラス ラックス」と「ラナンキュラス」何が違うの?
1.1 その答えは「植えっぱなし」と「花の多さ」にあります!
早春のラナンキュラス ラックス満開の様子1/8
著者撮影
私個人としてもイチオシの「ラナンキュラス ラックス」は、従来のラナンキュラスとは別物と言っていいほど、様々な点で違いがあります。
それは、「球根を掘り上げずに植えっぱなしでも夏越しできること」や、「花びらに光沢があること」、「背丈がとても伸びて茎が分岐するため花の数が多く、見栄えがすること」などです。
これからの季節、私の住む関西地域では、晩秋から花付きの苗が出回ります。わが家の近所にある園芸店やホームセンターを見ていると、昨年は人気で売り切れてしまったところも多かった印象です。気になっている方は、あとで「買っておけばよかった…」と後悔しないよう、迷ったら手に取ってみてくださいね。
2. 植えっぱなしOK!ローメンテで毎年たくさん花が咲くラナンキュラス ラックス
鉢植えで育てている、満開のラナンキュラス ラックス2/8
著者撮影
ラナンキュラス ラックスは、従来のラナンキュラスとは違い、球根を掘り上げなくても、植木鉢や地植えで「植えっぱなし」で毎年育ってくれるというローメンテナンスなところも魅力。
ですが、それ以上に、花の数が「すごい」こともポイントです。植え付け1年目は、花の数は比較的少なめですが、2年目になるとその数倍と言っても過言ではないほどたくさんの花が咲きます。そして満開のシーズンは、まさに圧巻のひと言。
春に花が終わった後、初夏にかけて葉も枯れてしまいます。そのあとは、水やりを一切せず乾いた状態にするのがベストです。鉢植えなら軒下など水がかからないところに置いて、カラカラに乾かして夏越ししてください。
その後、秋になって涼しくなった10月頃から、水やりを開始すると芽が出始めます。関西地域にあるわが家の庭では、雪が積もることもありますが、とくに寒さ対策はしていません。花の茎が伸びはじめる3月頃までは、雪に埋もれさせておいても大丈夫でした。
そうして、わが家の庭では、2月から3月に満開を迎えます。
3. ラナンキュラス ラックスは、お手入れが楽すぎるのも魅力です
ラナンキュラス ラックスのお手入れは水管理だけ3/8
著者撮影
植物のお手入れといえば、切り戻しをはじめさまざまな作業がありますよね。ラナンキュラス ラックスは、先ほどお話したとおり植えっぱなしOK。花が咲く時期は、放置しても問題ないですが、美しい姿を楽しみたいなら、こまめに花がらを摘んであげるといいですよ。
あとは、お手入れといえば、私個人の感覚では、ほぼ水やりだけ、というくらいの感覚です。
この水やりもシンプルで簡単です。秋から初夏まで、土の表面が乾いたら鉢底から水が出てくるまで水を与えてください。花が終わったあとも葉が枯れるまでは水やりをします。5月から初夏ごろ、葉が枯れ始めたら水やりをストップするだけです。
球根は過湿で腐りやすいため水のやりすぎには注意して、必ず土の表面が乾いてから水やりをするようにしてください。
私はこの水やり以外、ほぼお手入れなどほとんどしていません。肥料についてはさほど気にしなくていいですし、与えられるなら秋の植え替え時に元肥(マグァンプなど)を与えれば十分だと思います。まとめると、コツは以下のとおりです。
3.1 ラナンキュラスラックス「水やり」のコツ
- 鉢植えの場合は、初夏から秋までは軒下で水やりなし
- 秋に水やりを始める
- 満開の2年目は水切れに注意
4. 2年目からの花数がすごい!ラナンキュラス ラックス
植え付け2年目のラナンキュラス ラックス満開の様子4/8
著者撮影
1年目のラナンキュラス ラックスの花は細長い茎がひょろひょろと伸びて咲きますが、植え付け2年目になると茎も株も充実して、花の数は私の体感では10倍以上に増えていると思います。
茎もしっかりするので支えなしで圧巻の満開が楽しめます。ラナンキュラス ラックスの本番は2年目から。これが宿根草の醍醐味でもあります。
5. まとめ
お気に入りのラックス5/8
著者撮影
Instagramでもたくさんの紹介投稿を見かけるラナンキュラス ラックスは、一度植えたらその魅力のとりこになってしまう人も多いほど、魅力的な花だと思います。
開花は春の期間だけと限られていますが、それでも求める人が多いほど、見事な花を毎年咲かせてくれる宿根草です。
1年目はひょろひょろの茎でもきれいな花が咲き、2年目になると素敵な花を前の年の数倍のスケールで咲かせ驚かせてくれます。
2~3年目までは、鉢に植えっぱなしでも問題なく育ちますので、ぜひお試しくださいね。
6. mappysgardenのひと言コメント
鉢植えなら夏は日陰に置いておくだけ。手入れも水管理中心で手軽ですので、ぜひ一度育ててみてはいかがでしょうか。
また、Instagramでは動画でラナンキュラス ラックスの魅力を紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
※本記事の情報は執筆時点(2026年9月8日)のものです。
※開花時期や生育スピードは、お住まいの地域や育てている環境によって異なりますので、ご注意ください。
7. 一緒に読みたい【おすすめガーデニング記事】3選
7.1 【日なた・半日陰・明るい日陰・日陰】とは?植物選びで大切な「日照条件」とおすすめ植物例を解説
【日なた・半日陰・明るい日陰・日陰】とは?植物選びで大切な「日照条件」とおすすめ植物例を解説
7.2 植えっぱなしOK「多年草・宿根草」&長く花咲く「一年草」|違いを知って一年中華やかな庭づくり
植えっぱなしOK「多年草・宿根草」&長く花咲く「一年草」|違いを知って一年中華やかな庭づくり
7.3 植えっぱなしで一年中「いい香りの花が咲く」庭づくり!季節ごとのおすすめ多年草・庭木9選
植えっぱなしで一年中「いい香りの花が咲く」庭づくり!季節ごとのおすすめ多年草・庭木9選
参考資料
mappysgarden



